文献

J-GLOBAL ID：201802242930434537   整理番号：18A0563428

シカによる森林被害に対する取り組み シカによる森林被害の現状と対策

著者 (1件)： 稲本龍生 (林野庁)
資料名： 杣径  (林経協季報そまみち)
号： 48  ページ： 7-13  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： F1389A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・わが国の林業の獣害はノネズミ,ノウサギ,カモシカがかつて代表的なものであったが,近年,シカが最大の森林被害をもたらしている。
・シカによる農林業被害は昭和50年代に増加し,平成に入って深刻化し,平成19年にはニホンジカとして全面的に狩猟可能となった。
・こうした中でシカの生息密度を確実に下げていくためには,巻き狩りやくくりワナなど伝統的な方法に頼るのではなく,動画監視などICT技術も利用し,シカが地域の環境をどう利用しているかをよく把握し,シカの習性を十分に利用した効果的な捕獲や侵入防止対策を地域において企画立案するなど捕獲手法の高度化の進展が必要。
・シカやイノシシの肉(ジビエ)の取扱いルール(カットチャート)の提示。

シソーラス用語： *ニホンジカ ,  *森林被害 ,  *有害生物防除 ,  農業 ,  林業 ,  *狩猟 ,  動画像 ,  生息環境 ,  動物行動 ,  捕獲 ,  イノシシ ,  日本 ,  ジビエ肉 ,  産業
準シソーラス用語： ICT ,  ジビエ ,  侵入防止

分類 (2件)： 有害動物による植物被害一般  (FC04071D) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F)

タイトルに関連する用語 (4件)： シカ ,  森林被害 ,  現状 ,  対策