抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】心肺蘇生の後の患者の予後に及ぼす初期の軽度の低体温療法の効果を調査する。方法:救急治療による心停止の心肺蘇生による自主循環を回復した患者127例に対して回顧性分析を行い、その中の66例の患者は通常の治療措置(ルーチン群)を採用し、61例の自主循環の回復後に亜低温治療(亜低温群)を行った。2群の患者の心肺蘇生後、12時間の治療、24時間の治療後の局部の腹部組織の酸素飽和(rSO2)レベルを観察した。心肺蘇生後,72時間の連続的臓器不全評価スコア(SOFA),グラスゴー昏睡スコア(GCS)と急性生理学的および慢性的健康スコア(APACHE II)の変化を観察した。2群の患者の心肺蘇生後の血中乳酸レベル、12時間の乳酸クリアランス率、24時間の乳酸クリアランス率を観察した。同時に,患者の予後を評価した。結果:12時間、24時間の治療後、亜低温群患者の局部脳組織におけるrSO2レベルはいずれも通常群より顕著に高かった(P<0.05)。心肺蘇生後,2群間でSOFA,GCSスコア,APACHE IIスコアに有意差はみられなかった(P>0.05)。72時間後、亜低温群患者のGCS採点は通常群より顕著に高く(P<0.05)、亜低温群患者のSOFA、APACHE IIスコアは通常群より明らかに低かった(P<0.05)。心肺蘇生後、2群の患者の血中乳酸レベルには有意差がなかった(P>0.05)。亜低温群患者の12時間の乳酸クリアランス率と24時間の乳酸クリアランス率は,通常の群より有意に高かった(P<0.05)。亜低温群の患者の予後良好率は68.85%で、通常群患者の50.00%より明らかに高かった(P<0.05)。結論:早期の軽度の低温治療は心肺蘇生後の患者の予後に対して積極的な作用があり、患者の予後の良好な率を高めることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】