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J-GLOBAL ID:201802242959252582   整理番号:18A1342069

施設トマトの収量増加を目的とした受光と物質生産の関係の利用

Review of Dry Matter Production and Light Interception by Plants for Yield Improvement of Greenhouse Tomatoes in Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 133-146(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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トマト(Solanum lycopersicum L.)の新鮮果実収量は,収量構成要素と関連形質によって決定される。日本における低トラス栽培において,異なる栽植密度と段階間の光利用効率に有意差はなかった。従って,乾燥物質生産は遮断光の機能によって記述される。全乾物生産=光利用効率×遮断光である。光遮断は,葉面積指数(LAI)と植物キャノピーにおける光消光係数によって決定される。遮断光の単位当たりの乾物生産の効率,すなわち,光利用効率は葉光合成速度だけでなく光消光係数によって決定される。オランダにおける現代のトマト栽培品種のより高い収量は,植物の全乾物生産の増加によるものであり,果実への乾物分配の増加によるものではない。光合成速度の増加と光消光係数の減少は,オランダ品種の光利用効率の増加をもたらす可能性がある。日本における温室トマトの収量は1980年代以降ほとんど増加していない。最近,日本の研究者は現在の日本の品種を用いて収量を向上させることを試みている。温室におけるCO2の上昇と霧化は,日本の栽培品種における新鮮果実収量と全乾物生産を改善した。しかし,”桃太郎ヨーク”における果実への乾物分布の割合は有意に減少した。また,果実収量は,オランダ台木「Maxifort」(S.lycopersicum ×S.habrochaites)に日本の穂木「桃太郎ヨーク」を移植することにより改善された。収量と全乾物生産の増加は,主に光利用効率の増加によって決定された。(翻訳著者抄録)
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野菜  ,  作物栽培施設 
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