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J-GLOBAL ID:201802243065037738   整理番号:18A0174810

低血管化腫瘍組織の3次元細胞培養モデルにおけるPLGA修飾ナノ粒子の分布

Distribution of PLGA-modified nanoparticles in 3D cell culture models of hypo-vascularized tumor tissue
著者 (4件):
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巻: 15  号: Oct  ページ: 15:67 (WEB ONLY)  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:進行癌の治療はしばしば侵襲的で苦痛を伴い,典型的には手術と化学療法,および/または放射線療法から成る。全身化学療法の間の低い輸送効率は,標的癌組織へ効果的に標的とするため高い化学療法薬の用量を必要とするかもしれず,それは全身毒性に繋がる。主要部位に直接治療薬をより安全に,そして効果的に送達するための代替法として,ナノ治療プラットフォームが提唱されている。しかし,細胞内部化と腫瘍浸透はしばしば全く反対であり,不規則な組織形態のため,血管から遠い腫瘍領域へのアクセスが制限される。これらの輸送の課題に取り組むため,局所的または全身性投与後の輸送と寿命を増強するよう,ナノ粒子(NP)はしばしばリガンドで表面修飾される。ここで筆者らは,低血管化組織に相当する三次元細胞培養において,ステルスポリエチレングリコール(PEG),細胞浸透性(MPG),そしてCPPステルス(MPG/PEG)乳酸・グリコール酸共重合体(PLGA)NP共処理戦略を評価する。結果:ハンギングドロップ(HD)法により,より小型で,より規則的な形状の無血管組織を生成する一方,より不規則な形状の集団を液体オーバーレイ(LO)技術により形成した。異なる癌の型の関数として同じ型の組織内のNP分布の差異を比較するため,筆者らは,子宮頸部上皮性腺癌細胞HeLa,子宮頸部類表皮癌細胞CaSki,グレードII子宮頸部扁平上皮癌細胞SiHaを選択した。HD腫瘍において,未修飾NPに比較して増強された分布が,HeLaにおいてMPGおよびPEG NPに関し,またSiHaスフェロイドにおいて全ての修飾されたNPに関し,計測された。LO腫瘍において,最大の分布が,HeLaにおいてMPGおよびMPG/PEG NPに関し,またSiHaスフェロイドにおいてPEGおよびMPG/PEG NPに関し観察された。結論:低血管化腫瘍組織へのPLGA修飾NPの分布の前臨床評価は,癌の型に加え,組織の形態の考慮から利益を得るかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  腫ようの実験的治療 

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