文献

J-GLOBAL ID：201802243069520556   整理番号：18A0012939

コークス化工場廃水処理に利用する嫌気性流動層反応器微生物燃料電池による有機化合物の分解と発電評価

Analysis of organic compounds’ degradation and electricity generation in anaerobic fluidized bed microbial fuel cell for coking wastewater treatment

著者 (4件)： LIU Xinmin (China Univ. Mining and Technol., Xuzhou, CHN) ,  LIU Xinmin (Qingdao Univ. Sci. and Technol., Qingdao, CHN) ,  WU Jianjun (China Univ. Mining and Technol., Xuzhou, CHN) ,  GUO Qingjie (Qingdao Univ. Sci. and Technol., Qingdao, CHN)
資料名： Environmental Technology  (Environmental Technology)
巻： 38  号： 21-24  ページ： 3115-3121  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： C0125B  ISSN： 0959-3330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年は環境汚染や資源不足が原因で人の生活や社会の発展に悪影響を及ぼすが,微生物燃料電池は微生物を利用して有機や無機化合物を酸化する。その際に化学エネルギーを電気エネルギーに変換する為,有機物が混入する廃水処理に有用である。コークス化工場廃水処理に利用する嫌気性流動層反応器(AFBMFC)を応用し,廃水内の有機化合物を電気エネルギーに変換した。上記の工場廃水は化学組成が複雑で例えば炭化水素やフェノール,窒素系の有機化合物,アルコール,アルデヒド,エステル,酸類が混入した。廃水に混入する各種の有機化合物は嫌気性生物学的処理後に激減し,フェノール類は99.9%,アルコールやアルデヒドは98.4%,窒素系の有機化合物は95.3%が微生物分解した。閉回路型微生物燃料電池はCODを3372から559mg/lに低減し,AFBMFCの最高電力密度は2.31±0.01mW/m²であった。

シソーラス用語： コークス化 ,  工場廃水 ,  *廃水処理 ,  *活性汚泥法 ,  嫌気性処理 ,  流動層反応器 ,  微生物分解 ,  *ごみ発電 ,  エネルギー密度 ,  燃料電池 ,  COD【水質】 ,  炭化水素 ,  フェノール類 ,  アルコール ,  アルデヒド ,  エステル ,  廃物利用 ,  エネルギー変換 ,  バイオリアクタ
準シソーラス用語： 化学エネルギー変換 ,  電力密度 ,  燃料電池発電 ,  微生物燃料電池

分類 (2件)： その他の発電  (NB03140M) ,  下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

タイトルに関連する用語 (9件)： コークス化 ,  工場廃水処理 ,  嫌気性 ,  流動層反応器 ,  微生物燃料電池 ,  有機化合物 ,  分解 ,  発電 ,  評価