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J-GLOBAL ID:201802243083568505   整理番号:18A1477891

JetPEI/HSP60-shRNAの皮下注入によるHSP60の標的化は細胞質サバイビンを不安定化し,肝細胞癌増殖を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Targeting HSP60 by subcutaneous injections of jetPEI/HSP60-shRNA destabilizes cytoplasmic survivin and inhibits hepatocellular carcinoma growth
著者 (18件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 1087-1101  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0229A  ISSN: 0899-1987  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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熱ショック蛋白質60(HSP60)は様々なタイプの癌で過剰発現するが,肝細胞癌(HCC)におけるその発現レベルと機能はまだ論争中である。この問題を明らかにし,HSP60がHCCの治療標的になり得るか否かを明らかにすることを目的とした。HSP60サイレンシングを伴う2つのHCC細胞系において細胞アポトーシスを劇的に増強し,細胞増殖を抑制し,in vitroおよびin vivoにおいてこの調節過程にサーバイビンが関与していることを示した。しかしながら,正常なヒト肝細胞におけるHSP60サイレンシングは,細胞増殖の最小の低下のみをもたらしたが,細胞アポトーシスには影響しなかった。また,HSP60はサイトゾルと相互作用するが,免疫沈降アッセイによりミトコンドリアサーバイビンとは相互作用しないことを示した。厳密な方法を用いて,HSP60とサーバイビンのより正確な発現レベルを得るために,免疫ブロット法からの定量化を標準化した。HSP60とサーバイビンの発現は,145の外科的に切除されたHCC組織を分析した後に,癌性および非癌性肝臓組織(P<0.001)の両方で明らかに相関した。HCC患者の56.6%は癌組織でHSP60を過剰発現し,40.0%はHSP60を過小発現した。非癌組織におけるHSP60とサーバイビンのより高い発現は,より短い全体的生存と相関した(それぞれP=0.029とP<0.001)。最後に,jetPEI/shHSP60複合体の外来デリバリーを用いてHSP60の治療可能性を評価した。治療結果は,腫瘍重量の有意な減少を44.3%(P<0.05)示し,サーバイビンの過小発現を伴った。これらの研究は,HSP60が予後マーカーとして役立つだけでなく,HCCの新規治療標的としても役立つことを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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