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J-GLOBAL ID：201802243151351609   整理番号：18A0423702

β-アラニン三量体グラフトSBRの合成,特性評価及び機械的及び動的機械分析による研究【Powered by NICT】

Synthesis, characterization, and mechanical and dynamic mechanical studies of β-alanine trimer-grafted SBR

著者 (3件)： Zhao Yihong (Department of Polymer Science, The University of Akron, Akron, OH 44325-3909, USA) ,  Fu Lin (Department of Polymer Science, The University of Akron, Akron, OH 44325-3909, USA) ,  Jia Li (Department of Polymer Science, The University of Akron, Akron, OH 44325-3909, USA)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 136  ページ： 62-70  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々のグラフト密度の二β-アラニン三量体グラフトSBR,3aおよび3bを合成した。3Bのグラフト密度は3Aのそれの約2倍であった。FT-IRとDSCの証拠は,3aおよび3b双方におけるβ-アラニン三量体セグメントはβシート二次構造でのみ存在し,βシートは連続SBR相の結晶を形成するため積み重ねられることを示唆した。3Bのβ-シート結晶のT_mは3aのT_mより高かった。これは結晶のサイズは3aより3bの方がやや大きいことを示唆した。TEMはβシート結晶は棒状,十ナノメートル,数ナノメートルの幅のオーダーの長さであることを明らかにした。アスペクト比がセグメント化熱可塑性エラストマのβ-シート結晶のそれよりもはるかに低かった。3aと3bの間の引張挙動の最も顕著な違いは歪硬化である。前者は歪硬化を欠いているが,後者は強い歪硬化を示した。全体として,3bにおける高β-アラニン含有量は3aと比較して伸展性と弾性回復を犠牲にして剛性,極限強さおよび全体的な靭性の改善をもたらした。動的機械的研究は3aと3bの両方が105°Cまでの温度で,β-シート結晶を形成する単分散ハードセグメントを持つTPEに典型的な,非常に低い損失係数を示すことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： アスペクト比 ,  β構造 ,  *動的機械分析 ,  *三量体 ,  極限強度 ,  *キャラクタリゼーション ,  靱性 ,  熱可塑性ゴム ,  *移植片 ,  歪硬化 ,  剛性 ,  結晶
準シソーラス用語： エラストマ ,  ハードセグメント ,  グラフト率 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (1件)： 超分子エラストマ

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

タイトルに関連する用語 (7件)： β-アラニン ,  三量体 ,  グラフト ,  SBR ,  特性評価 ,  動的機械分析 ,  研究