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J-GLOBAL ID:201802243167051663   整理番号:18A0781929

運動ニューロンにおけるCa_v2.2カルシウムチャンネルを介したカルシウム一過性のBDNF/TrkB誘導はβ2鎖ラミニン(221)上のFアクチン集合と成長円錐形成に対応する【JST・京大機械翻訳】

BDNF/trkB Induction of Calcium Transients through Cav2.2 Calcium Channels in Motoneurons Corresponds to F-actin Assembly and Growth Cone Formation on β2-Chain Laminin (221)
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  ページ: 346  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7082A  ISSN: 1662-5099  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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一次運動ニューロンにおける自発的Ca2+過渡現象とアクチン動力学は,軸索伸長と成長円錐形成のような細胞分化に対応する。脳由来神経栄養因子(BDNF)とその受容体trkBは運動ニューロン生存とシナプス分化の両方を支持する。しかし,軸索成長円錐における自発的Ca2+流入およびアクチン動態に対するBDNF/trkBシグナル伝達の運動ニューロン効果は完全には解明されていない。本研究では,神経栄養因子シグナル伝達が細胞自律興奮性と成長円錐形成にどのように対応するかの疑問に取り組んだ。マウス胚からの一次運動ニューロンを,軸索成長円錐におけるN型特異的電位依存性Ca2+チャンネル(Ca_v2.2)の増強されたクラスター化により誘導される自発的Ca2+過渡を介して軸索伸長を調節するシナプス特異的,β2鎖上で培養した。BDNFなしで培養された完全長trkB受容体と野生型運動ニューロンを発現しないTrkB欠損(trkBTK-/-)マウス運動ニューロンは,局所アクチン細胞骨格の変化を伴う成長円錐形態の変化した軸索伸長と欠損に対応する自発的Ca2+過渡現象の減少を示した。逆に,BDNFの急性適用は,モーター成長円錐における自発的Ca2+過渡状態とCa_v2.2クラスタ化の誘導と,LIMキナーゼ経路によるβ-アクチンの安定化とTyr129におけるプロフィリンのリン酸化を促進するtrkB下流シグナル伝達カスケードの活性化をもたらした。最後に,ラミニン-221/211上で培養した胚運動ニューロンの軸索成長円錐における神経興奮性とアクチン動態の相互調節を同定した。障害された興奮性は,脱調節された軸索伸長と局所アクチン細胞骨格をもたらしたが,β-アクチンノックダウンにおいて,Ca_v2.2クラスタ化は影響を受けた。著者らのデータから,胚性運動ニューロンにおいて,BDNFのBDNF/trkBシグナル伝達は,Ca_v2.2クラスタ化と局所的カルシウム過渡状態の増加を伴う局所アクチン細胞骨格の変化を通して軸索伸長と成長円錐形成に寄与すると結論した。これらの知見は,運動ニューロン疾患に至る胚性運動ニューロンの成熟時に調節される細胞機構の探索に役立つ可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  中枢神経系 

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