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J-GLOBAL ID:201802243279322471   整理番号:18A1051331

モザンビークの稲作振興に向けた灌漑稲作農家の経営的課題-ショクエ灌漑地区の事例-

Tasks of Irrigation Rice Farm Management toward Development of Rice Culture in Mozambique-A case of Chokwe Irrigation Scheme-
著者 (2件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 8-17  発行年: 2018年03月31日 
JST資料番号: L6467A  ISSN: 0918-9432  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の目的は,ショクエ灌漑地区を事例として,稲作農家及び稲作経営の実態分析を通して稲作振興の経営的課題を明らかにすることである。同地区の小規模農家では中年層労働力が稲作を担い,若年層労働力は非農業労働に従事していた。その結果,農業経営における稲作部門の所得的貢献は非常に小さくなっていた。稲作所得の向上には,労働費の削減による稲作経営費の削減と,適切な施肥による単収の増大による粗収益の改善が求められる。移植栽培稲作では,労働費が稲作経営費の64.7%を占めており,労働費の軽減が第一に求められる。そのための方策として収穫機による収穫の推進が考えられる。一方,直播栽培稲作では機械化が進んでいるが,労働投入の節約による経営費の削減という視点から,耕起や除草の管理技能的改善や,トラクターや収穫機の共同手配が求められている。そのためには,圃場が隣接する農家間での稲作の作期の統一が必要であり,普及組織を通じて,これらの必要性の理解を促していくことが重要である。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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農業経済,農業経営  ,  稲作 
引用文献 (10件):
  • Hidráulica de Chókwè, Empresa Pública (2014) : RELATÓRIO DE BALANÇO DA 1a ÉPOCA DA CAMPANHA AGRÍCOLA 2013 / 14, Maputo, 16 p.
  • Hossain Mahabub (2006) : Rice in Africa, Rice Today (IRRI), 5 (1), 41 p.
  • JICA (2010) : モザンビーク国ショクエ灌漑地区稲作生産性向上プロジェクト詳細計画策定調査報告書, 55p.
  • JICA (2011) : モザンビーク国ショクエ灌漑地区稲作生産性向上プロジェクトベースライン調査報告書, 42p.
  • Kajisa, K. and Payongyong, E. (2008) : Is Mozambique on the eve of a rice Green Revolution? A case study of the Chokwe irrigation scheme, IRRI, Manila, 32 p.
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