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J-GLOBAL ID:201802243295019484   整理番号:18A1039852

フェルラ酸と結合したセレンナノ粒子の合成,特性化および抗腫瘍特性【JST・京大機械翻訳】

Synthesis, characterization and antitumor properties of selenium nanoparticles coupling with ferulic acid
著者 (11件):
資料名:
巻: 90  ページ: 104-112  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セレンナノ粒子(Se NPs)は,潜在的癌治療薬として多くの注目を集めている。しかし,純粋なSe NPsの抗腫瘍活性は劣っており,いくつかの修飾剤が活性を高めるために必要である。本研究では,容易な合成法においてフェルラ酸(FA)修飾セレンナノ粒子を調製した。得られたFA-Se NPsを透過型電子顕微鏡(TEM),動的光散乱(DLS),紫外可視分光光度計(UV-VIS),Fourier変換赤外分光法(FTIR),X線回折(XRD)及びエネルギー分散X線(EDX)分光法を用いて特性化した。HepG-2細胞におけるFA,Se NPsおよびFA-Se NPsのin vitro抗腫瘍作用をメチルチアゾリルテトラゾリウム(MTT)アッセイにより調べた。それは,FA-Se NPsが効果的にHepG-2細胞の成長を抑制し,IC50値は11.57±3.6μg/mlであったが,Se NPsの値は>100μg/mlであったことを示した。加えて,FAは100μg/mlまでの高濃度で明らかな抗腫瘍作用を示さなかった。FA-Se NPsの抗腫瘍機構を研究するために,蛍光形態学的検査とアネキシンV-FITC/PI染色分析を,FA-Se NPsによって誘発されたHepG-2細胞のアポトーシスを観察するために実行した。一方,ミトコンドリア膜電位(MMP),細胞内活性酸素種(ROS)レベルおよびカスパーゼ-3および-9活性を検出した。結果は,FA-Se NPsが,最終的にカスパーゼ-3/9を活性化し,ミトコンドリア経路を介してHepG-2細胞アポトーシスを誘発することにより,細胞内ROS生成とMMP破壊を誘導することを明らかにした。FA-Se NPsと子ウシ胸腺DNA(ctDNA)との相互作用に関するさらなる研究は,抗腫瘍活性がFA-Se NPsのDNA結合特性と関連している可能性を示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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