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J-GLOBAL ID：201802243403425963   整理番号：18A0720880

米国,ニューヨーク州西部のメタン(AOM),中部及び上部デボン系頁岩遷移の嫌気性酸化と関連して形成された炭酸塩コンクリートにおける安定炭素同位体傾向の重要性【JST・京大機械翻訳】

Significance of stable carbon isotope trends in carbonate concretions formed in association with anaerobic oxidation of methane (AOM), Middle and Upper Devonian shale succession, western New York State, USA

著者 (1件)： Lash Gary G. (Department of Geology and Environmental Sciences, State University of New York - Fredonia, Fredonia, NY, 14063, USA)
資料名： Marine and Petroleum Geology  (Marine and Petroleum Geology)
巻： 91  ページ： 470-479  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0643C  ISSN： 0264-8172  CODEN： MPEGD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭酸塩コンクリートは,西ニューヨーク州の中部と上部デボン紀の炭素質黒色と有機欠損灰色頁岩内の離散的な層序層に沿って濃縮されている。凝集粘土と球状藻類嚢胞の典型的な粘土粒微細構造を含む研究したコンクリートを通して保存された組織特性は,細菌の硫酸塩還元領域内の浅い埋没深さにおける低密度,コンパクトな炭酸カルシウム質量の形成を伴うモデルと一致する。硫酸塩メタン遷移帯(SMTZ)への新生コンクリートの埋没は,メタンの嫌気性酸化(AOM)の続成的な結果として,空隙率のほぼ完全な充填を伴った。それぞれのコンクリート層は,沈降速度の減少のエピソードの間に安定化されたSMTZの位置を定義する。上部デボン紀のGowanda層への中期デボン紀マーセル層の大部分の分析されたコンクリート(75%)は,バルクδ13Cの増加の中心から端へのプロファイルを示す。はるかに少ないコンクリートは,δ13Cの減少の半径方向プロファイルによって特徴付けられる。δ13C増加の一般的な半径方向分布は,限られたメタンの続成条件下でのAOM関連の速度論的炭素同位体分別に起因し,δ13C増加の溶解無機炭素の生成に有利である。δ13Cを減少させる中心から端への分布を示すより少ない一般的なコンクリートは,二酸化炭素還元により生成されたより強い13C枯渇メタンの嫌気性酸化,SMTZ内の有機物の分解に関連するメタン生成,または酵素媒介平衡同位体効果を記録する。これらのプロセスは,より低いSMTZのより典型的な硫酸塩制限続成条件と,すぐ上の上部メタン生成帯(MEZ)によって支持される。組織学的に類似したコンクリートの矛盾する同位体プロファイルは,メタン制限SMTZと基礎となる硫酸塩欠損上部MEZから成る拡張SMTZ(ESMTZ)と関連した続成作用により説明できる。可変メタンフラックスにより誘起されたESMTZの続成層の鉛直シフトは,明らかに不適合な同位体史を示す並置されたコンクリートを有していると思われる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 粘土 ,  *コンクリート ,  細菌 ,  有機物 ,  微細構造 ,  *同位体 ,  デボン紀 ,  続成作用 ,  空隙率 ,  メタン化 ,  *頁岩 ,  硫酸塩 ,  炭酸カルシウム ,  二酸化炭素 ,  アルカン

著者キーワード (5件)： コンクリート ,  炭素同位体 ,  硫酸塩 ,  メタンの嫌気性酸化 ,  二酸化炭素の還元

分類 (1件)： 石油・ガス鉱床  (DE09050D)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (12件)： 米国 ,  ニューヨーク ,  メタン ,  デボン系 ,  頁岩 ,  遷移 ,  嫌気性酸化 ,  炭酸塩 ,  コンクリート ,  安定炭素同位体 ,  傾向 ,  重要性