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J-GLOBAL ID:201802243472309745   整理番号:18A2146498

クビアカツヤカミキリ特集 クビアカツヤカミキリAromia bungiiの現状:その分類・分布・生理・生態・根絶法

著者 (1件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 189-216  発行年: 2018年11月25日 
JST資料番号: Z0694A  ISSN: 0288-3740  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・侵略的外来種であるクビアカツヤカミキリの分類,分布,日本における被害状況,生活史と生態,防除法など総合的に解説。
・クビアカツヤカミキリの自然分布域は中国ほぼ全域とその周辺国であり亜寒帯から亜熱帯まで非常に広い地域に生息しており,日本には2011~2014年前後に集中的に侵入・定着したものと考えられ,これは輸入量の急激な増加と関連していることが示唆。
・宿主樹種はバラ科が中心であり,幼虫および成虫の穿孔活動による食害によって枯死。
・卵期,幼虫期,蛹期,羽化,成虫期の形態や行動にそれぞれ特色があり,交尾行動や性フェロモンに関する研究もいくつか報告。
・クビアカツヤカミキリの防除法としては,発生モニタリングを主眼とした誘引捕殺,殺虫剤による化学的駆除法,生物的駆除法,産卵防止・羽化脱出防止・直接殺虫・電磁波殺虫による物理的駆除法があるが何れも限界があるので,完全根絶するためには被害発生木の伐採,焼却,水没,土埋め,チップ化が唯一の方法。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物の病虫害防除一般  ,  個生態学 
引用文献 (119件):
  • [Anon.] (2015) Aromia bungii. Bulletin OEPP 45: 4-8
  • [無名] (2017): 南大阪におけるクビアカツヤカミキリの調査記録. 南大阪の昆虫, 19(3): 63.
  • 安達辰男 (2017): 埼玉県深谷市におけるクビアカツヤカミキリAromia bungiiの2011年以降の記録. 寄せ蛾記 (167): 29~30
  • Brockerhoff EG, Liebhold AM, Richardson B, Suckling DM (2010) Eradication of invasive forest insects: Concepts, methods, costs and benefits. New Zealand Journal of Forestry Science 40 (Suppl.): 117-135
  • Burmeister E-G (2012) Der asiatische Moschusbock in Bayern ausgerottet!? Ein Käfer, neu für Deutschland, im Paragraphendschungel: Coleoptera: Cerambycidae, Aromia bungii (Faldermann, 1835). Nachrichtenblatt der Bayerischen Entomologen 61: 80-82
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