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J-GLOBAL ID:201802243515367798   整理番号:18A1709306

水溶液中のウラニルとアンセリンの錯体生成:熱力学的研究と構造解析【JST・京大機械翻訳】

Complex formation of anserine with uranyl in aqueous solution: Thermodynamic studies and structural analysis
著者 (14件):
資料名:
巻: 143  ページ: 9-15  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウラニル(UO_22+)の水性スペシエーションと天然有機物との化学的相互作用の知識は,ウラニルの収着と輸送挙動をモード化する基礎である。アンセリンはβ-アラニンと1-メチルヒスチジンを含む天然ジペプチドであり,それは鳥類の骨格筋と哺乳類の特定種において見出すことができる。アンセリンとウラニルカチオンとの錯体形成を25°C,I=0.5mol L-1NaCl溶液で熱力学的及び構造的に研究した。アンセリンのプロトン化を電位差測定,微量熱量測定及びNMR分光法により調べた。実験結果は,完全に脱プロトン化したアンセリンに対して3つの連続したプロトン反応段階が存在することを確認した。逐次プロトン化サイトの順序は,アラニンの末端アミン窒素原子,イミダゾール環のアミン窒素原子,および最終的にカルボン酸塩酸素である。この傾向はプロトン化反応の発熱エンタルピーと一致した。電位差測定を用いて溶液中のウラニル錯体の安定性定数を測定した。熱力学的研究は,異なる程度の脱プロトン化,UO_2(HL)2+,UO_2L+,UO_2L_2(aq)およびUO_2(OH)L_2-を有する4つのウラニル/アンセリン錯体を同定した。3つの錯体[UO_2(HL)2+,UO_2L+,およびUO_2L_2(aq)]の配位モードを,NMR分光法によって研究した。これらの錯体において,アンセリンは三座モードを保持した。溶液中のウランに対する酸化還元応答に及ぼすアンセリンの影響を理解するためにサイクリックボルタンメトリーを行った。結果は,ウラニルカチオンの酸化状態が,アンセリンとの錯体により著しく安定化され,より硬くなることを確認した。アンセリンは水溶液中のウラニルの加水分解を効果的に抑制できた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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