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J-GLOBAL ID：201802243584776305   整理番号：18A1976180

色素ドープブルー相液晶の高分子安定化

Polymer Stabilization of the Dye-Doped Blue Phase Liquid Crystals

著者 (4件)： 高橋昇吾 (東北大学大学院工学研究科) ,  柴田陽生 (東北大学大学院工学研究科) ,  石鍋隆宏 (東北大学大学院工学研究科) ,  藤掛英夫 (東北大学大学院工学研究科)
資料名： 映像情報メディア学会誌(Web)  (Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers (Web))
巻： 72  号： 10  ページ： J168-J173(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0261A  ISSN： 1881-6908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高い調光比を有する液晶調光デバイスの実現に向けて,色素ドープブルー相液晶の配向安定化に必要な紫外線の照射条件,およびモノマ濃度について検討を行った.この結果,配向安定化に必要なモノマ濃度は色素濃度に比例し,色素濃度が高い場合においてもモノマ濃度を増加することで低温下におけるブルー相の保持が可能であることを明らかにした.また,色素濃度の増加により,暗状態における透過率を低くすることができるが,安定化に必要なモノマ濃度が増加することから,高分子ネットワークによるアンカリング力が強まり駆動電圧が上昇することを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *色素 ,  高分子 ,  *液晶 ,  *色 ,  紫外線 ,  照射 ,  単量体 ,  安定化
準シソーラス用語： モノマー

著者キーワード (5件)： 調光デバイス ,  液晶 ,  ブルー相 ,  ゲストホスト ,  高分子安定化

分類 (2件)： 色  (BD03090A) ,  液晶一般  (BK03010L)

引用文献 (12件)：

• 1) A. Michaelis, H. Berneth, D. Haarer, S. Kostromin.e, R. Neigl and R. Schmidt: "Electrochromic Dye System for Smart Window Applications", Adv. Mater., 13, 23, pp.1825-1828 (2001)
• 2) 山田祥二: “エレクトロクロミック現象とその応用, ”光学, 17, 4, pp.152-157 (1968)
• 3) C. van Oosten and M. Zitto: "Liquid Crystal Windows for Adaptive Facades", Sid International Symposium Digest of Technical Papers, 47, 1. pp. 376-378 (2016)
• 4) G.H. Heilmeier and L.A. Zanoni: "Guest-host Interactions in Nematic Liquid Crystals. A New Electro-Optic Effect", Appl. Phys. Lett., 13, 3, pp.91-92 (1968)
• 5) 内田龍男, 磯田豊, 宍戸千代子, 和田正信: “ゲストホスト形液晶セルの基礎特性”, 信学論, 59, 3, pp.147-154 (1976)

タイトルに関連する用語 (5件)： 色素 ,  ドープ ,  ブルー相 ,  液晶 ,  高分子安定化