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J-GLOBAL ID:201802243606780516   整理番号:18A0704316

緊張/緩和の相互作用に基づいて旋律を定量的に評価する試み-旋律輪郭の認知的選好を探る-

An attempt to evaluate melodies quantitatively on the basis of interactions between tension and relaxation-Exploring the cognitive preference of melody lines-
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巻: 117  号: 470(HIP2017 93-113)  ページ: 31-34  発行年: 2018年02月24日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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一般に,適度な緊張感と緩和感を導く感覚刺激が心地よいとされる。楽曲の認知構造については過去に多くの研究が行われ,主に和声的不安定性/安定性による緊張/緩和や,期待した旋律の逸脱/実現による緊張/緩和に基づいて分析されてきた。他方,旋律の輪郭(音高の上昇/下降)が旋律らしさを決める重要な要因であることを示す音楽心理学の知見が数多くある。本研究では,旋律線における入れ子状の上昇/下降が形成する緊張/緩和構造に着目し,音符の履歴に基づいて旋律の認知的選好を再現する計算モデルを作成した。その結果,評価の対象となる音符の履歴数を4前後とすると,旋律の評価値と人気度との相関が上昇することを確認した。この結果から,本提案モデルの手法が音楽選好の評価に有効であることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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人間機械系 
引用文献 (20件):
  • D. E. Berlyne. Aesthetics and psychobiology (The Century psychology series). Appleton-Century-Crofts, Meredith Corporation, New York. 1971.
  • H. P. Schmitz. Singen und Spielen: Versuch einer allgemeinen Musizierkunde. Barenreiter, 1958. (ハンス・ペーター・シュミッツ. 演奏の原理. シンフォニア. 2010.)
  • N. Chomsky. Aspects of the Theory of Syntax. MIT Press, Cambridge. 1965.
  • F. Lerdahl, R. Jackendoff. A Generative Theory of Tonal Music.MIT Press, Cambridge. 1983.
  • E. Narmour. The analysis and cognition of melodic complexity. The University of Chicago Press, Chicago. 1992.
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