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J-GLOBAL ID：201802243758741923   整理番号：18A0159198

インフルエンザAウイルスPB2セグメントの5′パッケージングシグナル領域内の予測された保存された二次構造【Powered by NICT】

Conserved secondary structures predicted within the 5′ packaging signal region of influenza A virus PB2 segment

著者 (4件)： Kobayashi Yuki (Nihon University Veterinary Research Center, Fujisawa, Kanagawa 252-0880, Japan) ,  Pybus Oliver G. (Department of Zoology, University of Oxford, Oxford OX1 3PS, United Kingdom) ,  Itou Takuya (Nihon University Veterinary Research Center, Fujisawa, Kanagawa 252-0880, Japan) ,  Suzuki Yoshiyuki (Graduate School of Natural Sciences, Nagoya City University, Nagoya, Aichi 467-8501, Japan)
資料名： Meta Gene  (Meta Gene)
巻： 15  ページ： 75-79  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3470A  ISSN： 2214-5400  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： A型インフルエンザウイルス(IAV)の感染性粒子は典型的には八のユニークなマイナス鎖ウイルスRNA(vRNA)セグメントを含んでいる。IAVセグメントの選択的パッケージングは異なるvRNAセグメント間のRNA-RNA相互作用を介して起こり,vRNAセグメント内に形成された局所的二次構造は,このような相互作用に関与していることが示唆されている。PB2セグメントはウイルスパッケージング過程において重要な役割を果たし,PB2vRNA配列の5′末端で80 150塩基はパッケージングシグナルを含むと考えられている。ここでは,PB2セグメントの5′パッケージングシグナル領域は分析した1703のIAV菌株の>97%でマイナス鎖RNAに特異的にステムループ構造を形成することを示した。同義変異と部分的欠失は,PB2セグメントのパッケージング効率を著しく減少させることが示されているこのステム-ループ構造はヌクレオチド位置に位置している。これらの観察は,本研究で予測されたステム-ループ構造は,PB2セグメントにおけるパッケージングシグナルの成分であることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 相互作用 ,  ヌクレオチド ,  RNA【核酸】 ,  *二次構造 ,  サイレント変異 ,  ステムループ構造 ,  菌株 ,  ウイルスパッケージング ,  ウイルスRNA
準シソーラス用語： 感染性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： インフルエンザAウイルス ,  二次構造 ,  幹ループ ,  パッケージングシグナル ,  PB2セグメント

分類 (1件)： ウイルスの生化学  (EG04030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： インフルエンザ ,  ウイルス ,  セグメント ,  予測 ,  保存 ,  二次構造