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J-GLOBAL ID：201802243814341418   整理番号：18A0961587

FEMNC TWIP鋼における水素脆化抵抗を改善するための粒界工学アプローチ【JST・京大機械翻訳】

Grain boundary engineering approach to improve hydrogen embrittlement resistance in FeMnC TWIP steel

著者 (4件)： Kwon Young Jin (Graduate Institute of Ferrous Technology, Pohang University of Science and Technology, Pohang, Republic of Korea) ,  Jung Seung-Pill (Department of Materials Science and Engineering, Pohang University of Science and Technology, Pohang, Republic of Korea) ,  Lee Byeong-Joo (Department of Materials Science and Engineering, Pohang University of Science and Technology, Pohang, Republic of Korea) ,  Lee Chong Soo (Graduate Institute of Ferrous Technology, Pohang University of Science and Technology, Pohang, Republic of Korea)
資料名： International Journal of Hydrogen Energy  (International Journal of Hydrogen Energy)
巻： 43  号： 21  ページ： 10129-10140  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0192B  ISSN： 0360-3199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,結晶粒界工学アプローチを用いて,Fe17Mn-0.8C(wt%)TWIP鋼の水素脆化(HE)抵抗を改善することを目的とした。結晶粒界工学によるHE抵抗の増強の程度をAl添加TWIP鋼(Fe17Mn-0.8C1AlおよびFe17Mn-0.8C2Al)のそれらと比較した。結晶粒界工学を適用することにより,隣接結晶粒間の格子点の高い割合を共有する特別な境界は48%から59%に増加し,結晶粒界の形態はraged型に変化した。水素チャージ後,破壊強度と面積の減少は全ての4つの試料(Base,GBE,1Al,2Al)で明らかに劣化し,ディンプル破壊から粒界破壊への破壊モードの遷移を明らかにした。しかし,特殊な境界の割合が高い合金は水素誘起粒界脆化に対して高い抵抗を有していた。GBEのHE抵抗はAl添加TWIP鋼のそれに類似したレベルまで明らかに改善された。本研究の重要な意味は,Alを添加することなく,結晶粒界特性(GBC)の分布を制御することにより,HE抵抗を大きく高めることができることである。これは,特別な境界のより高い割合だけでなく,ランダム境界の連続性の損失にも起因した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 破壊モード ,  結晶粒界 ,  粒界破壊 ,  結晶粒 ,  *鋼 ,  破壊強さ ,  *脆化 ,  *水素 ,  合金 ,  アルミニウム
準シソーラス用語： ディンプル ,  水素チャージ ,  *TWIP鋼 ,  *粒界工学 ,  *水素脆化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 双晶誘起塑性鋼 ,  水素脆化 ,  粒界工学 ,  粒界破壊 ,  同時位置格子(CSL)

分類 (1件)： その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： TWIP鋼 ,  水素脆化 ,  粒界工学