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J-GLOBAL ID：201802243932976019   整理番号：18A0395356

硫化カルボニルの加水分解の計算研究:ab initio計算を用いた熱力学と速度定数推定【Powered by NICT】

Computational study of the hydrolysis of carbonyl sulphide: Thermodynamics and kinetic constants estimation using ab initio calculations

著者 (3件)： Vidal-Vidal A. (Departamento de Fisica Aplicada, Universidade de Vigo, Spain) ,  Perez-Rodriguez M. (Departamento de Fisica Aplicada, Universidade de Vigo, Spain) ,  Pineiro M.M. (Departamento de Fisica Aplicada, Universidade de Vigo, Spain)
資料名： Journal of Chemical Thermodynamics  (Journal of Chemical Thermodynamics)
巻： 110  ページ： 154-161  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0634A  ISSN： 0021-9614  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硫化カルボニルは,大気中の主要な硫黄化合物であり,地球規模の気候に影響するエーロゾル粒子の形成に寄与した。人間活動は,石油と石炭の中のその存在の故に産業革命の開始以来その全量,その排出を理解し,制御することが必要である理由を有意に増加させた。一方,硫化カルボニルは重要な工業的プロセスにおける触媒の望ましくない物質である。加水分解はその存在を低減し,生成物として与える二酸化炭素と硫化水素化するための種々の方法の中で最も有望である。本研究では,気相中の硫化カルボニル加水分解プロセスの反応機構を400Kから1500Kまで研究し,平衡定数が得られ,反応収率を推定し,複合量子計算法の手段であった。文献実験結果と良好な一致が反応機構を支持する,正確な平衡定数値を与えると,現実的な収率を得るために,特にCBS-QB3,選択した方法の適合性を確認した。OCSの同位体置換の効果も調べ,300Kから1500Kまで,温度依存性よりもはるかに少ない有意であった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 平衡定数 ,  石炭 ,  気相 ,  二酸化炭素 ,  触媒 ,  *熱力学 ,  反応機構 ,  *硫化カルボニル ,  硫化水素 ,  温度依存性 ,  *加水分解 ,  エアロゾル ,  石油 ,  適応性
準シソーラス用語： *速度定数 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Hydrolysis ,  硫化カルボニル ,  複合法 ,  DFT ,  計算研究

分類 (5件)： 無機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  (CB03015S) ,  熱化学  (CB02040L) ,  一成分系の相平衡・状態図  (CB03013K) ,  化学平衡一般  (CB04010S) ,  その他の物質の多成分系の相平衡・状態図  (CB03017A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 硫化カルボニル ,  加水分解 ,  計算 ,  研究 ,  熱力学 ,  速度定数 ,  推定