文献
J-GLOBAL ID:201802243982518714   整理番号:18A0525325

オートファジー活性化を介して仲介されるヒトライノウイルス感染に対するブデソニドの抗ウイルスおよび抗炎症活性【Powered by NICT】

Antiviral and anti-inflammatory activity of budesonide against human rhinovirus infection mediated via autophagy activation
著者 (16件):
資料名:
巻: 151  ページ: 87-96  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヒトライノウイルス(H RV)感染が全て共通の風邪の80%以上の原因となり,ぜん息と慢性閉塞性肺疾患患者における重篤な合併症と関連している。H RV感染に対する抗ウイルス薬を同定するために,800FDA承認薬をスクリーニングし,可能な薬物候補の一つとしてブデソニドを見出した。ブデソニドは,コルチコステロイド,喘息および症状かぜの悪化を防ぐために一般的に使用される。ブデソニドは特異的にH RV感染後の細胞毒性から宿主細胞,糖質コルチコイド受容体の発現に依存することを保護する。ブデソニドの鼻腔内投与は肺H RV負荷と減少した肺炎症を導くIL-1βサイトカインのレベルを低下させた。ブデソニドは,インフラマソーム活性化とは無関係にH RV感染後のIL-1β産生を調節する。代わりに,ブデソニドはミトコンドリアの活性酸素種とそれに続くオートファジーの活性化を誘導する。さらに,クロロキンまたはバフィロマイシンA1処理後のオートファジーの阻害は,H RVに対するブデソニドの抗ウイルス効果を減少させ,ブデソニドの抗ウイルス活性はオートファジーを介して仲介されることを示唆した。結果はブデソニドはヒトライノウイルス感染の治療のための有望な抗ウイルス・抗炎症薬候補であることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗ウイルス薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る