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J-GLOBAL ID：201802244004092943   整理番号：18A1492067

統計と知的財産制度 統計情報と特許法上の発明の関係

著者 (1件)： 野口明生 (デライブ知的財産事務所)
資料名： Estrela  (Estrela)
号： 293  ページ： 16-21  発行年： 2018年08月10日 
JST資料番号： L5366A  ISSN： 1343-5647  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・特許法では「自然法則を利用した技術的思想の創作」であることを「発明」と位置づけており,その判断が難しい第4次産業革命に関連する技術の発明該当性について議論。
・産業発達に寄与することを法目的とする特許法では,交絡因子を介した複数の因果関係の合成となっている場合もある疑似相関を理由に,発明該当性を否定できないことを説明。
・「第4次産業革命時代に対応した特許審査体制の整備・強化」を目的とし,2017年に拡充された「特許・実用新案審査ハンドブック」における発明該当性の事例を紹介。
・発明に該当する方法で測定されたリンゴの糖度データを発明に該当しないとする事例,及びニューロンの重み付け係数が最適化されるだけの学習済みモデルを発明とする事例の判断を説明。

シソーラス用語： *知的財産権 ,  *統計解析 ,  制度 ,  情報 ,  特許法 ,  *発明 ,  相関 ,  因果律 ,  技術革新 ,  事例研究 ,  リンゴ ,  ニューロン ,  重みづけ ,  最適化 ,  機械学習
準シソーラス用語： 産業革命 ,  知的財産制度 ,  *知的所有権 ,  統計情報

分類 (2件)： 工業所有権  (HA03000C) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H)

引用文献 (9件)：

• 知的財産戦略本部「知的財産推進計画 2017」(2017年5月16日) (https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/chizaikeikaku20170516.pdf).
• 特許庁「『特許・実用新案審査ハンドブック』の改訂について」(2017年3月22日).
• NHK総合「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」(2017年7月22日放送).
• 特許法2条1項.
• JIS C 6704:2017「人工水晶」.

タイトルに関連する用語 (5件)： 統計 ,  知的財産 ,  制度 ,  統計情報 ,  特許法