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J-GLOBAL ID:201802244048234958   整理番号:18A0383296

有足細胞特異的ケモカイン(C-Cモチーフ)受容体2の過剰発現はマウスにおける糖尿病性腎損傷を媒介する【Powered by NICT】

Podocyte-specific chemokine (C-C motif) receptor 2 overexpression mediates diabetic renal injury in mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 671-682  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0559B  ISSN: 0085-2538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症は糖尿病と糖尿病性腎症に寄与することを中心病態生理学的機構である。最近,マクロファージは糖尿病性腎傷害に寄与する直接およびケモカイン(C-Cモチーフ)受容体2(CCR2)の薬理学的阻害または遺伝的欠損は,糖尿病性腎症における腎保護を付与することを示した。しかし,糖尿病性腎症における有足細胞のような腎臓由来細胞におけるCCR2の直接的役割は不明のままである。これを研究するために,ヘテロ接合Ccr2~+/ 同腹仔の対照と腎症傾向(DBA/2J)とCCR2欠損(Ccr2~ / )背景上の有足細胞(Tg[N PHS2Ccr2])におけるCCR2を特異的に発現するトランスジェニックマウスモデルを開発した。糖尿病はストレプトゾトシンにより誘導された。予想されたように,CCR2の欠如は,九週糖尿病の後の腎臓保護を与えた。とは対照的に,Ccr2~ / マウスの有足細胞におけるトランスジェニックCCR2過剰発現はストレプトゾトシン誘導糖尿病九週後のアルブミン尿有意に増加し,血中尿素窒素,病理組織学的変化,腎臓フィブロネクチンおよびタイプ1コラーゲン発現,有足細胞損失,および糸球体のアポトーシスをもたらした。興味深いことに,マウスにおける腎臓マクロファージ動員または炎症性サイトカインレベルの同時増加ではなかった。これらの知見は,糖尿病性腎障害,単球/マクロファージの動員を仲介する有足細胞におけるCCR2発現の直接的役割を支持した。,有足細胞におけるCCR2シグナル伝達カスケードを標的とする糖尿病性腎症の治療のための新規治療アプローチである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  泌尿生殖器の基礎医学 

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