抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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・カナダ,ブリティッシュコロンビア州(BC州)のチャイルドシート使用を促す試みを紹介。
・BC州では9割近い子どもがチャイルドシートを使用しており,日本と比べるとかなり高い比率。
・現在,日本ではEXE規則による国際的なチャイルドシートの安全基準を国内基準に採用。
・EXE規則は,国連欧州経済委員会(UNECE)が中心になって検討したチャイルドシートの安全性能に関する規則であり,基準に準拠した製品には安全基準に適合していることを示すマークを表示。
・日本のチャイルドシートの種類は,大きく乳児用,幼児用,学童用の3種類に分類。
・日本で流通しているチャイルドシートには,ベルト固定方式とISOFIX固定方式の2タイプが存在。
・BC州では,1977年にチャイルドシート着用が義務化され,1985年に3歳以上の子どもに対するチャイルドシートの使用を義務化,2008年7月には,9歳未満の子どもに対するチャイルドシートの使用を義務化。
・BC州のチャイルドシートの種類は,乳児用,幼児用,ブースターシートの3分類。
・カナダで採用されているチャイルドシートの固定方式は,ベルト固定方式とUAS(Universal anchorage System)を採用。
・ブリティッシュコロンビア自動車連盟(BCAA)の展開する事業の一つに,子どもの乗員のための安全プログラムがあり,このプログラムの内容は,1)チャイルドシート指導員講習,2)地域への働き掛け,3)地域チャイルドシートプログラムを通じた経済的支援,4)チャイルドシートに関する各種資料の作成・提供,5)メディアを通じた情報発信の5つ。
