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J-GLOBAL ID:201802244111317597   整理番号:18A1292808

高線維芽細胞増殖因子23における病理学的心臓リモデリングに対する変化したミネラル代謝の影響【JST・京大機械翻訳】

Impact of Altered Mineral Metabolism on Pathological Cardiac Remodeling in Elevated Fibroblast Growth Factor 23
著者 (13件):
資料名:
巻:ページ: 333  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7068A  ISSN: 1664-2392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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臨床的および実験的研究により,線維芽細胞成長因子23(FGF23),リン酸および副甲状腺ホルモン(PTH)の高い血清レベル,活性ビタミンD(1,25D)の欠損,および病理学的心臓リモデリングの発生,すなわち左室肥大および心筋線維症との関連性が示されているが,因果関係はこれまで確立されていない。ここでは,組織学,定量的リアルタイムPCR,免疫ブロット分析および血清および尿生化学を用いて,高FGF23レベルおよびklotho欠損の2つのマウスモデルであるklotho低形態(kl/kl)マウスおよびHypマウスにおける心臓表現型を検討した。さらに,分離新生児ラット心筋細胞の肥大成長に及ぼすカルシウム,リン酸,PTH,及び1,25Dの特異的影響をin vitroで調べた。KL/klマウスは,高い血清Fgf23レベル,増加した相対的心臓重量,個々の心臓筋細胞の横断面積,活性化した心臓Fgf23/Fgf受容体(Fgfr)4/カルシニューリン/核因子,およびRcan1,BMHC,脳ナトリウム利尿ペプチド(BNP),および心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)の誘導を,対応する野生型(WT)マウスと比較した。病理学的心臓リモデリング過程に特徴的な線維症関連分子の研究は,WTマウスよりkl/klマウスにおいて,ERK1/2活性化およびTgf-β1,コラーゲンIおよびMmp2の発現増強を示した。対照的に,血清および心臓Fgf23の有意な上昇にもかかわらず,腎臓klotho発現の減少にもかかわらず,Hypマウスは病理学的心臓リモデリングの徴候を示さなかった。KL/klマウスは,血清カルシウムおよびリン酸レベルの上昇を示したが,Hypマウスは,対応するWTマウスと比較して,血清カルシウム濃度が変化せず,血清リン酸が低く,血清iPTH濃度が上昇した。培養心筋細胞において,カルシウムまたはリン酸塩による処理は,内因性Fgf23 mRNA発現を有意にアップレギュレーションし,肥大細胞の増殖とプロ肥大遺伝子の発現を刺激した。PTHによる治療は肥大細胞増殖のみを誘導し,1,25Dによる刺激は有意な効果を示さなかった。結論として,著者らのデータは,kl/klマウスと対照的に,Hypマウスが高FGF23レベルとklotho欠損の条件の間に病理学的心臓リモデリングから保護されることを示し,それは少なくとも部分的にはミネラル代謝変化の差,すなわち低リン血症と高カルシウム血症の欠如に起因する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の基礎医学  ,  心臓 
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