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J-GLOBAL ID：201802244174662211   整理番号：18A1919120

高機能ガスワイピングノズルの開発

Development of a High-Performance Gas Wiping Nozzle

著者 (2件)： 高橋秀行 (JFEスチール株式会社スチール研究所) ,  壁矢和久 (JFEスチール株式会社スチール研究所)
資料名： 実験力学  (JSEM)
巻： 18  号： 3  ページ： 192-198(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： L4590A  ISSN： 1346-4930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 表面品質を改善するために,ジェットワイピング法を用いて連続溶融亜鉛めっき設備における被膜厚を制御する。本研究では,標準的ワイピングプロセスを伴う主要問題であるノズル詰まりを抑制することを目的として,ワイピングノズルに構造技術を採用し,ストリップ幅の方向における非平坦被膜厚を減少させる。著者らは,重要なスマート構造技術であアクチュエータのための積層圧電素子を採用し,ノズルギャップを静的/動的に変化させることを試みた。静的変化については,アクチュエータ仕様をFEM解析により調べることができ,約0.1mmのギャップ変化が可能であることを実ノズルにより確認した。また,上下リップの開閉振動モードにおける共振を利用することにより,20μm振幅と810Hzの高周波での振動に成功した。このノズルは実際のプラントでオンライン試験を行い,高周波励起によるノズル詰まりの抑制とギャップの拡大によるストリップ幅方向のコ被膜厚分布の大幅な改善を確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ノズル ,  *固有振動数 ,  *スマート構造 ,  *圧電素子 ,  積層構造 ,  *噴流 ,  *液体 ,  *膜厚 ,  *厚み制御 ,  鋼板 ,  *亜鉛めっき ,  *溶融めっき ,  めっき設備 ,  薄板 ,  付着 ,  *間隙 ,  *表面性状
準シソーラス用語： スリットノズル ,  *ガスワイピング ,  薄鋼板 ,  *溶融亜鉛めっき ,  表面品質

著者キーワード (14件)： ジェットワイピング ,  連続亜鉛めっきライン ,  スリットノズル ,  ノズルギャップ ,  自然周波数 ,  スマート構造技術 ,  積層圧電素子 ,  ジェットワイピング ,  連続亜鉛めっきライン ,  スリットノズル ,  ノズルギャップ ,  自然周波数 ,  スマート構造技術 ,  積層圧電素子

分類 (2件)： 溶融めっき  (WC08026A) ,  噴流  (BC02080F)

引用文献 (12件)：

• 1) Butler, J. J. et al.: The Development of Air Coating Control for Continuous Strip Galvanizing, Iron and Steel Engineer, 47-2 (1970), 77-86.
• 2) Park, J. R.: Noise, edge overcoating, and edge buildup phenomena associated with gas wiping in continuous hot dip galvanising and role of edge baffles, Ironmaking and Steelmaking, 28-1(2001), 53-57
• 3) Hasegawa, T. et al.: Gas Wiping Nozzle with Valuable Gap (in Japanese), Japan Patent JP3048123 (2000), 1-8.
• 4) Fujioka, H. et al.: Gas Wiping Nozzle with Valuable Gap (in Japanese), Japan Patent JP3702213 (2003), 1-8.
• 5) Rogers, C. A.: Intelligent Material Systems - The Dawn of a New Material Age, Journal of Intelligent Material Systems and Structures, 4-1 (1993), 4-12.

タイトルに関連する用語 (2件)： ガスワイピングノズル ,  開発