抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イビデン広瀬水力発電所は1925年に共用開始し,約8000kWの出力を有する歴史ある発電所である,現在約100年経過しており,隧道内のインバートの洗掘により通水能力が低下していると考えられた。そこで,隧道(導水路トンネル)の通水能力改善のため,現況通水能力の確認,対策工の計画実施,改善効果の確認を行った。通水能力改善の対策として,インバートを小型自由断面掘削機を用いて20cm下げる工事を行った。その結果,隧道はほぼ満管から8割水深で流れる通水能力を確保し,安全な隧道とすることが出来た。歴史ある隧道の通水能力改善に関して,事前評価~改善計画と実施~事後評価を行った,貴重な事例であるのでここに紹介する。(著者抄録)