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J-GLOBAL ID:201802244334504463   整理番号:18A1866777

ICBP90はヒト肝細胞癌増殖を促進するためにNotchシグナル伝達を仲介する【JST・京大機械翻訳】

ICBP90 mediates Notch signaling to facilitate human hepatocellular carcinoma growth
著者 (6件):
資料名:
巻: 54  ページ: 65-71  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0118C  ISSN: 0040-8166  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Notchシグナル伝達経路は,逆CCAATボックス結合蛋白質(ICBP90)に密接に関連する細胞増殖と発生において重要な役割を果たすが,Notchシグナル伝達とICBP90の間に相関があるかどうかについてはほとんど知られていない。本研究の目的は,これを解明することであった。MTTアッセイおよびフローサイトメトリーを用いて,Notch経路の特異的阻害剤であるN-[N-(3,5-ジフルオロフェナアセチル)-L-アラニル]-S-フェニルグリシンt-ブチルエステル(DAPT)により処理したHepG2またはHepa1-6細胞の増殖,細胞周期およびアポトーシスを測定した。RT-PCR,ウェスタンブロットおよびin situ免疫蛍光染色を用いて,細胞におけるICBP90の発現を調べた。DAPTは,Notchシグナル伝達経路の活性化の阻害を引き起こし,それに続いて,SおよびG2/M期に入るG0/G1期で細胞を予防した。ICBP90とHes-1蛋白質は未処理細胞で高度に発現した。Notch細胞内ドメイン(NICD)蛋白質の低下したレベルはDAPT処理細胞で観察され,それによりDAPT用量の増加に伴うICBP90のダウンレギュレーションをもたらした。これと一致して,Notch経路における重要な転写因子をコードするHes-1遺伝子のノックダウンもICBP90の減衰をもたらした。反対に,Notchリガンド,Jagged-1はICBP90産生を促進した。アドリアマイシンは,Hes-1の変化を伴わないICBP90の減少をもたらした。ICBP90は核内にほぼ完全に分布していたが,Hes-1は細胞質と核の両方で見られた。著者らの新規知見は,Notchシグナル伝達経路の不活性化がICBP90の減少を介して肝細胞癌の進行を妨げることを強く示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
物質索引 (1件):
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