文献

J-GLOBAL ID：201802244349624305   整理番号：18A1299417

カナダ,深部盆地,Montney層に対する従来の坑井検層データを用いた脱着ガス体積推定【JST・京大機械翻訳】

Desorbed gas volume estimation using conventional well-log data for the Montney Formation, Deep Basin, Canada

著者 (2件)： Yang Il Ho (Petroleum and Marine Research Division, Korea Institute of Geoscience and Mineral Resources, Daejeon 34132, South Korea) ,  Lee Hyun Suk (Petroleum and Marine Research Division, Korea Institute of Geoscience and Mineral Resources, Daejeon 34132, South Korea)
資料名： Journal of Petroleum Science and Engineering  (Journal of Petroleum Science and Engineering)
巻： 162  ページ： 633-651  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0412A  ISSN： 0920-4105  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究はカナダ,Deep盆地,Montney層の脱着ガス体積推定に焦点を当てた。脱着ガスはシェールガス生産に大きく寄与し,全生産の10%から40%の範囲にあるので,正確な脱着ガス体積推定はシェールガス田を評価し開発するために重要である。脱着ガス体積を,吸着容量(cf. Langmuir試験)とキャニスタ体積測定の2つの方法を用いて計算した。両方の方法は,最初に石炭-ベッド-メタン生産から採用され,シェールガスの商業生産後にシェールガス貯留層に適用された。Montney層は全有機炭素の2%未満を含み,平均0.7%は主に移動油の二次分解に由来した。これは有機物の吸着容量と有機多孔性の欠如を示唆する。逆に,モントニー層は20%以上の粘土鉱物を含み,キャニスタ体積試験は生成が22scf/tonの脱着ガス体積を持つことを示した。鉱物学的分析に基づいて,この脱着ガスは主にイライト,雲母,スメクタイト,カオリナイトなどの粘土鉱物に吸着される。イライトは粘土鉱物の主成分であり,キャニスタ体積と正の相関を持つので,イライト体積は従来の坑井検層から計算し,正確な脱着ガス体積を推定した。粘土体積は主にイライトと残りの粘土鉱物から成り,中性子密度交差プロットを用いることによりイライトの体積を図ると仮定した。計算されたイライト体積はキャニスタ体積と正の相関を有し,これはモントニー層の脱着ガス量を推定するのに用いることができる。モントニー層における推定された脱着ガス量は19~30scf/tonであり,これは自由ガス体積よりも低い。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： スメクタイト ,  粘土鉱物 ,  粘土 ,  *盆地 ,  石炭 ,  TOC【炭素】 ,  *検層 ,  イライト ,  シェールガス ,  *カナダ ,  有機物 ,  多孔性 ,  頁岩 ,  キャニスタ ,  空隙率

著者キーワード (5件)： シェールガス ,  中性子空隙率-密度交差プロット ,  Montneyの形成 ,  イライト容積 ,  脱着ガス体積

分類 (2件)： 油層工学  (UA10030G) ,  物理探査・地質探査一般  (DE10010F)

タイトルに関連する用語 (7件)： カナダ ,  深部 ,  盆地 ,  坑井検層 ,  脱着ガス ,  体積 ,  推定