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J-GLOBAL ID：201802244358462366   整理番号：18A1878378

質量分析の基礎(第1回/全5回)質量分析の基本原理

著者 (1件)： 靜間基博 (大阪産業技術研 森之宮セ)
資料名： 科学と工業  (Science and Industry)
巻： 92  号： 10  ページ： 298-304  発行年： 2018年10月20日 
JST資料番号： F0106A  ISSN： 0368-5918  CODEN： KKGOAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,質量分析(Mass Spectrometry:MS)は,有機化学を中心とした化学のみならず,環境,宇宙,考古学,医療,農業,生命など広い科学分野で活用されるようになってきた。これまでMSと縁遠いと思われる科学分野の技術者,研究者も「マス」という言葉を耳にする機会も増えつつある。MSは高感度かつ短時間で分析を行えるため,これからも利用分野は増加し,各々の分野で必須の分析技術になる可能性を秘めている。MSを最大限に有効活用するには,その本質,特徴,利点や欠点などを理解することが重要である。本解説はこれらのニーズに応えるためにMSの基本原理からその応用をまとめたものである。MSは非常に多種多様であるので連載講座とした。第一回目は質量分析装置の概要について解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *質量分析 ,  質量分析計 ,  構成 ,  *イオン化 ,  エレクトロスプレイイオン化 ,  化学イオン化 ,  光イオン化 ,  イオン移動度 ,  電場効果 ,  磁場効果 ,  *イオン ,  *分離 ,  *質量スペクトル ,  分解能 ,  質量差 ,  ダイナミックレンジ ,  *検出器 ,  電気信号 ,  変換 ,  *同位体分析
準シソーラス用語： *マススペクトル ,  質量分解能 ,  大気圧化学イオン化 ,  大気圧光イオン化 ,  電子イオン化 ,  *分離法

分類 (5件)： 質量分析  (CC03013N) ,  質量分析計  (BD02060M) ,  分子と光子の相互作用  (BH06120R) ,  電子と分子の衝突・散乱  (BH07030A) ,  質量スペクトル(分子)  (BH06100V)

引用文献 (7件)：

• G. Audi, A. H. Wapstra, Nucl. Phys. A, 565, 1 (1993).
• G. Audi, A. H. Wapstra, Nucl. Phys. A, 595, 409 (1995).
• J. Meija, T. B. Coplen, M. Berglund, W. A. Brand, P. De Bièvre, M. Gröning, N. E. Holden, J. Irrgeher, R. D. Loss, T. Walczyk, T. Prohaska, Pure Appl. Chem., 88, 293 (2016).
• 吉野健一,ぶんせき,216(2017).
• 志田保夫,笠間建嗣,黒野定,高山光男,高橋利枝著,′′これならわかるマススペクトロメトリー′′,p.142(2001,化学同人).

タイトルに関連する用語 (3件)： 質量分析 ,  基礎 ,  原理