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J-GLOBAL ID:201802244461054076   整理番号:18A0790740

自然腫瘍溶解性単純ヘルペスウイルスHF10のゲノム特徴と前臨床および臨床試験におけるその治療的役割【JST・京大機械翻訳】

Genomic Signature of the Natural Oncolytic Herpes Simplex Virus HF10 and Its Therapeutic Role in Preclinical and Clinical Trials
著者 (17件):
資料名:
巻:ページ: 149  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍溶解性ウイルス(OV)は,腫瘍細胞内の選択的複製と抗腫瘍免疫応答の誘発のユニークな機構を有する癌治療における新しい可能性を開いている。HF10は,多くの工学的OVsと対照的に,フレームシフト突然変異を伴う非工学的欠失と挿入を有するユニークなゲノム構造を有する腫瘍溶解性単純ヘルペスウイルス-1である。遺伝的レベルでは,HF10はUL43,UL49.5,UL55,UL56および潜伏関連転写産物の発現を自然に欠き,UL53およびUL54を過剰発現する。前臨床研究において,HF10は広範囲の細胞溶解効果を有する腫瘍細胞内で効率的に複製し,腫瘍内の活性化CD4+およびCD8+T細胞およびナチュラルキラー細胞の数の増加を誘導し,腫瘍増殖の有意な減少および生存率の延長をもたらした。HF10の研究開始臨床研究は,再発乳癌,頭頚部癌,および日本における切除不能膵臓癌において完了した。第1相試験は,その後,米国の難治性表面癌と黒色腫で完了した。HF10は,すべての治療患者において,低頻度の副作用を伴う高い安全マージンを有することが示されている。興味あることに,HF10抗原は,CD4+およびCD8+T細胞の浸潤による治療後,300日にわたり膵臓癌で検出され,免疫反応を増強した。これまで,第II相試験からの予備的結果は,イピリムDmab(抗CTLA-4)と組み合わせたHF10が,高い抗腫瘍効果を有し,安全で耐容性が高いことを示した。ステージIIIb,IIIc,あるいはIV切除不能または転移性メラノーマ患者において,イプリズマブの効果の改善が観察された。本レビューでは,talimogenes laherpappecと比較して,HF10のゲノム機能的組織化の簡潔な記述を提供する。さらに,本レビューは,すべての前臨床および臨床データの簡潔な記述を通して,単独療法および併用療法における癌治療におけるHF10に焦点を合わせた。さらに,癌治療としてのHF10研究における将来の方向へのアプローチに取り組んだ。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの薬物療法  ,  耳・鼻・咽頭・喉頭の腫よう 

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