抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;脳梗塞患者の予後と入院後の血圧変動状況との関係を検討する。方法;800例の急性期脳梗塞患者を観察対象とした。入院時および入院後5日のDBPとSBPを記録し、6回の血圧の変異係数(CV)を入院後の患者の血圧変異指標(CVDBPおよびCVSBP)とし、患者退院時にmRs採点を行った。データを,t,χ2検定および多変量無条件ロジスティック解析によって処理した。結果;CVDBP≧9を有する患者は,CVDBP<9の患者よりも予後不良の発生率が高かった。CVDBP≧10とCVDBP<10を比較することにより、脳梗塞患者の入院後のCVDBP上昇は患者の予後不良の発生率を増加させることが明らかになった。CVSBP≧7とCVSBP<7およびCVSBP≧8とCVSBP<8の比較により、CVSBPの上昇はaORの上昇を引き起こさず、患者の予後不良の発生率はCVSBPの上昇に伴い上昇しないことが明らかになった。結論;脳梗塞患者の予後不良はその入院後の血圧変動の増大と関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】