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J-GLOBAL ID:201802244469692630   整理番号:18A1292849

ABC輸送体DpPBCDFの基質結合蛋白質DPPA1は,PF5プロファージ溶解を阻害することによりPseudomonas aeruginosaにおけるバイオフィルム形成を増加させる【JST・京大機械翻訳】

Substrate Binding Protein DppA1 of ABC Transporter DppBCDF Increases Biofilm Formation in Pseudomonas aeruginosa by Inhibiting Pf5 Prophage Lysis
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 30  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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糸状ファージは生物膜発生,ストレス耐性,病原性,生物膜分散およびコロニー変異体に影響する。以前に,5850トランスポゾン変異体をスクリーニングすることにより,10倍以上の減少した生物膜形成をもつ3倍以上の増強および88の突然変異体を有する137の緑膿菌PA14突然変異体を同定した(PLoS Pathogenens 5:e1000483,2009)。ここでは,生物膜形成に関して,これらの225変異の1つ,dppA1(PA14_58350)の機能を特性化した。DppA1はDppBCDF ABC輸送体系を介したペプチド利用に関与する基質結合蛋白質(SBP)である。野生型株と比較して,dppA1の不活性化は静的モデルにおいて68倍少ないバイオフィルム形成をもたらし,フロー細胞における生物膜形成を消失させることを示した。さらに,dppA1変異体はs加温の遅延を有し,20倍少ない小コロニー変異体を産生し,生物膜形成とs加温の両方がDppA1を産生することにより補完された。全トランスクリプトーム解析により,野生型株と比較してdppA1変異体の生物膜細胞において10バクテリオファージPF5遺伝子のみが有意に誘導され,dppA1の不活性化はPF5切除の600倍の増加とファージ生産の数百万倍の増加をもたらした。予想されたように,PF5遺伝子PA0720とPA0723の不活性化は,生物膜形成を実質的に増加させた。DppA1の不活性化も増殖を低下させた(細胞溶解による)。したがって,DppA1はPF5プロファージを抑制することにより生物膜形成を増加させる。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  分子遺伝学一般  ,  細胞膜の輸送 

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