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J-GLOBAL ID:201802244476833956   整理番号:18A0999449

実験用接着樹脂の抗菌活性と細胞毒性における酸化亜鉛量子ドットの影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of zinc oxide quantum dots in the antibacterial activity and cytotoxicity of an experimental adhesive resin
著者 (5件):
資料名:
巻: 73  ページ: 57-60  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3204A  ISSN: 0300-5712  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Streptococcus mutansに対する抗菌活性と歯髄線維芽細胞に対する細胞毒性に関する実験的接着剤樹脂への酸化亜鉛量子ドット(ZnO_QD)の影響を評価する。ZnO_QDをゾル-ゲル法により合成し,メタクリル酸2-ヒドロキシエチル(HEMA)に組み込んだ。実験的接着剤樹脂を,対照群として光開始剤システムを用いて,66.6wt%ビスフェノールAグリコールジメタクリラート(BisGMA)と33.3wt%HEMAを混合することによって調合した。ZnO_QDを含むHEMAを試験群製剤に用いた。抗菌活性アッセイのために,Streptococcus mutans(NCTC 10449)のバイオフィルムを用いて直接接触阻害評価を行った。細胞毒性アッセイは,歯髄線維芽細胞を用いた細胞密度測定のためにスルホローダミンB(SRB)比色分析により行った。データをStudentのt検定(α=0.05)によって分析した。抗菌活性アッセイは,対照群の重合試料上でのバイオフィルム形成のより高い値とZnO_QD群上のバイオフィルム形成の50%以上の減少を伴って,群間で統計的に有意な差を示した(p=0.003)。歯髄線維芽細胞生存率の差は接着剤間で見られなかった(p=0.482)。ZnO_QDは,歯髄線維芽細胞に対する細胞毒性効果なしに,実験的接着樹脂にドープしたとき,抗菌活性を提供した。したがって,ZnO_QDの使用は,非凝集ナノ充填剤を有する抗生物質膜修復性高分子を開発するための戦略である。ZnO_QDは歯科用樹脂のための非凝集ナノスケール充填剤であり,歯髄線維芽細胞に対する細胞毒性なしで,象牙質/回復界面におけるバイオフィルム形成を減少させる戦略である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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歯科材料 

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