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J-GLOBAL ID:201802244519283423   整理番号:18A0331538

レゴラフェニブは結腸直腸癌におけるABCB1輸送体により仲介される化学療法多剤耐性を克服する:in vitroおよびin vivo研究【Powered by NICT】

Regorafenib overcomes chemotherapeutic multidrug resistance mediated by ABCB1 transporter in colorectal cancer: In vitro and in vivo study
著者 (13件):
資料名:
巻: 396  ページ: 145-154  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0606B  ISSN: 0304-3835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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化学療法多剤耐性(MDR)は臨床実践で克服すべき重要な課題である。何種類かの機構がMDR,そのうちの1つは癌細胞におけるABCB1のアップレギュレーションによって誘導される増強薬物排出に寄与する。,RAS/RAF/MEK/ERK経路を標的とするマルチキナーゼ阻害剤,レゴラフェニブは転移性結腸直腸癌と消化管間質腫瘍を治療するためにFDAで承認された。は,レゴラフェニブはABCB1により仲介されるMDRを克服したかを調べた。レゴラフェニブはABCB1介在MDRを逆転させ,ABCB1の排出活性を抑制することではなく,ABCB1の発現レベルと局在を変化させることによりABCB1を過剰発現する細胞における[~3H]-パクリタキセルの蓄積を増加することを示した。レゴラフェニブはABCB1のATPアーゼ活性を阻害した。抵抗性結腸直腸腫瘍を有するマウスでは,レゴラフェニブはパクリタキセルの腫瘍内濃度を上昇させ,抵抗性大腸腫瘍の発育を抑制した。レゴラフェニブはマウスにおけるパクリタキセルの心毒性/骨髄抑制を誘導しなかった。他のFDA承認,広く使用されている化学療法剤であるパクリタキセルの抵抗性を克服する一つのFDA承認抗癌剤レゴラフェニブを再配置するための戦略は,補助化学療法の分野のための有望な方向である。本研究では,従来の化学療法および標的化抗癌剤の併用についての臨床的論拠を提供した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの薬物療法  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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