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J-GLOBAL ID:201802244561608627   整理番号:18A0352660

雌Sprague DawleyラットにおけるDMBA誘発乳癌に対するベルベリンの予防効果【Powered by NICT】

Preventive effect of berberine against DMBA-induced breast cancer in female Sprague Dawley rats
著者 (8件):
資料名:
巻: 92  ページ: 207-214  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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乳癌は世界中の女性における癌死亡率の主要原因である。乳癌発生のリスクを低減するための多様な自然と食事成分の重要性は十分に確立されている。ベルベリン,多くの薬用植物中に見られる天然のイソキノリンアルカロイドは伝統的なインド医学および漢方で広く使用されている。細胞周期を把握と多数の悪性細胞のアポトーシスを誘導するその能力のために,ベルベリンは潜在的な抗がん剤として注目を集めている。本研究では,乳癌は体重の80mg/kgの用量で7, 12-ジメチルベンゾ[a]アントラセン(DMBA)の胃内投与によりSprague Dawley(SD)ラットで誘導した。乳房腫瘍担癌ラットへのベルベリン(50mg/kg BW)の処理は,DMBA誘発乳癌に対する有効であることが分かった。脂質過酸化(マロンアルデヒド),炎症性サイトカイン(IL-1β,IL-6およびTNF-α),酵素的酸化防止剤(SODとCAT),非酵素的抗酸化物質(GSH及びビタミンC)及び転写因子NF-κBの増加したレベルはベルベリンの投与により有意に減少した。さらに,RT-PCRおよびウェスタンブロット分析の結果,乳癌におけるNF-κBとPCNAのダウンレギュレーションを示した。組織病理学研究は,ベルベリンはDMBA誘発性乳管癌と浸潤癌に対して有効であることを検証した。まとめると,これらの知見は,SDラットにおけるDMBA誘発乳癌に対するベルベリンの予防的役割を実証した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  消化器作用薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
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