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J-GLOBAL ID:201802244574481794   整理番号:18A1236967

西日本における種々の作物管理法の下でのイネの直立穂型品種(Oryza sativa L.)であるShennong265の収量と成長特性

Yield and growth characteristics of erect panicle type rice (Oryza sativa L.) cultivar, Shennong265 under various crop management practices in Western Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1-7 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イネの直立穂型品種は太陽光エネルギーを効果的に利用し,改良された生態学的成長条件を持つ。そのような栽培品種の中で,Shennong265は中国北部で成功裏に栽培されている。それにもかかわらず,直立穂型イネ品種の乾物作物生産性,気象条件,および窒素吸収の関係に関する研究は日本ではまだ行なわれていない。本研究では,直立穂型イネ品種であるShennong265の生産性を,西日本で様々な条件下において評価することを目的とした。イネのShennong265,日本晴,およびタカナリの3品種を種々の肥料と栽植密度の条件下で西日本の圃場で栽培し,その情報を用いて,Shennong265の収量と成長特性を日本晴およびタカナリの結果と比較した。Shennong265は高収量品種(タカナリ)と同程度の放射光利用効率を示し,タカナリと日本晴よりも格段に高い葉の窒素含量を示したが,通常の肥料と植物密度の条件下で栽培したShennong265の平均穀粒収量は,日本晴の6.2t/haおよびタカナリの9.6t/haに対して約6.9t/haであった。これらの結果は,Shennong265は高収量の潜在性を持つが,本研究で用いた気候,肥料,および栽培期間を含む環境条件は,その最大収量の達成には適していないことを示唆した。Shennong265における低い成績は,出穂後の肥料不足および短い栽培期間,並びに西日本の気候による可能性がある。西日本においてShennong265の収量をさらに高くするためには,出穂期における追肥と早期移植が必要であると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  作物の品種  ,  植物に対する影響 

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