文献
J-GLOBAL ID:201802244650660231   整理番号:18A1134796

制御可能なROS産生と形状支援増強細胞取り込みによるイメージング誘導標的光線力学治療のための新規セラノスティック亜鉛フタロシアニン-リン脂質複合体自己集合ナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Novel theranostic zinc phthalocyanine-phospholipid complex self-assembled nanoparticles for imaging-guided targeted photodynamic treatment with controllable ROS production and shape-assisted enhanced cellular uptake
著者 (9件):
資料名:
巻: 162  ページ: 76-89  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
亜鉛フタロシアニン-大豆ホスファチジルコリン(ZnPc-SPC)複合体の自己集合に基づく新規ドラッグデリバリーシステムを,共溶媒法とそれに続くナノ沈降法により開発した。DSPE-PEG-メトトレキサート(DSPE-PEG-MTX)をZnPc-SPC自己集合ナノ粒子(ZS)の表面に導入し,葉酸受容体標的化特性を付与した。NMR,XRD,FTIR,およびUV-vis-NIR分析は,ZnPcとSPCの間の弱い分子相互作用を示した。DSPE-PEG-MTX(ZSPM)で官能化したZSは,約170nmの平均粒子サイズ,狭いサイズ分布を持ち,成功裏に構築され,少なくとも7日間,生理学的に安定なままであった。in vitro細胞取り込みおよび細胞毒性研究は,ZSPMが,DSPE-mPEG(ZSP)および遊離ZnPcで機能化したZSよりもHeLaおよびMCF-7細胞に対してより強い細胞取り込み効率および光線力学的細胞毒性を示すことを明らかにした。より重要なことに,ZSPMは,増強された透過性および保持(EPR)効果および葉酸受容体仲介エンドサイトーシスを介した活性プラス受動標的化により,ZSPと比較して腫瘍領域での蓄積効果の増強を示した。さらに,in vivo抗腫瘍作用と組織学的分析は,ZSPMの優れた腫瘍成長阻害効果を示した。加えて,針形ZSP(ZSPN)は,形状支援効果により,ZSPと比較して,より良好なin vitro細胞取り込みおよびin vivo腫瘍蓄積を示した。さらに,ZnPc-SPC複合体ベースのナノ粒子の活性酸素種(ROS)生産の興味深いオフ-オンスイッチ効果が,制御可能な方法で光線力学的処理を達成するために発見された。これらの知見は,ZnPc-SPC複合体に基づく自己集合ナノ粒子が,腫瘍標的蛍光イメージングを達成し,光線力学的治療を強化するための有望で効果的な製剤として役立つことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理薬剤学  ,  コロイド化学一般 
タイトルに関連する用語 (15件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る