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J-GLOBAL ID：201802244668155576   整理番号：18A0337352

冷水サンゴLophelia pertusaの幼虫に及ぼすドリルカッティングの影響【Powered by NICT】

Effects of drill cuttings on larvae of the cold-water coral Lophelia pertusa

著者 (3件)： Jaernegren Johanna (Norwegian Institute for Nature Research, P.O. Box 5685 Sluppen, 7485 Trondheim, Norway) ,  Brooke Sandra (Florida State University Coastal and Marine Lab, 3618 Costal highway 98, St Teresa, FL 32358, USA) ,  Jensen Henrik (Centre for Biodiversity Dynamics, Department of Biology, Norwegian University of Science and Technology, N-7491 Trondheim, Norway)
資料名： Deep-Sea Research Part 2. Topical Studies in Oceanography  (Deep-Sea Research Part 2. Topical Studies in Oceanography)
巻： 137  ページ： 454-462  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0450A  ISSN： 0967-0645  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化石燃料消費は少なくとも2040年までのエネルギー需要を支配すると予測される。成熟場からの産生低下を補うために,ノルウェー大陸棚における石油とガスの試掘活動は,過去数年にわたり非常に増加した。厳格な排出規制は有害化学物質の放出における実質的減少をもたらした。しかし,増加した探査のために水ベース掘削掘屑と泥の排出は実質的に増加し,一時的に水柱堆積物負荷を増加させている。石質サンゴLophelia pertusaが最も広く分布し,構造冷水サンゴ(CWC)を形成するよく研究され,多くの珊瑚礁は石油プラットフォームまたは探査地域の近傍に位置しているがノルウェー海域で盛んになっている。本種は無脊椎動物と魚類の多様で豊富な群集の生息地,商業的に貴重な種を含むを提供した。成体サンゴに悪影響を及ぼすことが知られている高堆積物荷重が,初期生活史段階に及ぼす影響は知られていない。年代五日と15 20日でL.pertusaの幼虫に対する範囲ドリル切削濃度(0.5 640ppm)の影響を検討した。一組の実験は,時間以上の濃度減少に幼虫を曝露する静的実験室で実施した,もう一つは実験期間(24時間)の連続ドリル切削濃度を維持した。24時間に対する増加した堆積物荷重は有意な殺幼虫活性を示したが,幼生の感受性の年齢依存性差があった。若年幼虫は高齢幼虫よりも掘屑の低濃度に有意に感受性が高いが,孵化した幼虫が高濃度で影響を受け有意に多かった。五日齢幼虫は処理濃度40ppmで影響を受けた。幼生繊毛は,目詰まりになった,活発に遊泳から幼虫を防ぎ,最終的に死亡率を引き起こした。多くの種の幼虫は遊泳と摂食のための繊毛を用い,堆積物増加の負の影響は,サンゴに限定されない可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 感受性 ,  海域 ,  石油 ,  *ドリル ,  大陸棚 ,  生息場所 ,  死亡率 ,  成体 ,  掘屑 ,  堆積物 ,  ノルウェー王国 ,  *幼虫 ,  珊瑚礁 ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： *冷水サンゴ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 冷水サンゴ ,  ドリル切削 ,  Lophelia pertusa ,  サンゴ幼生 ,  懸濁堆積物 ,  人為的障害

分類 (1件)： 生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 冷水サンゴ ,  幼虫 ,  ドリル ,  カッティング