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J-GLOBAL ID:201802244726912600   整理番号:18A1141430

miR-361-5pはFGFR1およびMMP-1を標的とすることにより乳癌の解糖代謝,増殖および浸潤を阻害する【JST・京大機械翻訳】

MiR-361-5p inhibits glycolytic metabolism, proliferation and invasion of breast cancer by targeting FGFR1 and MMP-1
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 158  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7514A  ISSN: 1756-9966  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】マイクロRNAは,乳癌(BC)を含む様々なヒト癌における重要な調節因子として機能する。MiR-361-5pは,著者らの以前の研究において,結腸直腸癌および胃癌における腫瘍抑制因子であることが証明されている。本研究では,乳癌進行におけるmiR-361-5pの機能を見出し,miR-361-5pが乳癌においてその機能を果たす機構を明らかにすることを目的とした。【方法と結果】著者らは,miR-361-5pが正常乳房組織と比較して乳癌組織で下方制御され,miR-361-5pの発現がBC患者における予後と明らかに関連していることを報告した。機能研究は,miR-361-5pの過剰発現が,in vivoおよびin vitroの両方で乳癌細胞の増殖,浸潤および転移を抑制することを示した。機構的に,miR-361-5pは解糖を抑制することによりBC細胞の増殖を阻害することを見出した。解糖関連酵素のプロモーター,FGFR1は解糖を促進し,酸化的リン酸化を抑制するmiR-361-5pの標的として同定された。さらに,miR-361-5pはMMP-1を標的とすることにより乳癌細胞の浸潤と転移を阻害することを示した。逆発現パターンは,60BC組織のコホートにおいてmiR-361-5pとFGFR1またはMMP-1の間にも見出された。【結論】著者らの結果は,miR-361-5pがFGFR1およびMMP-1をそれぞれ抑制することによって乳癌細胞解糖および浸潤を阻害することを示し,miR-361-5pおよびその標的が乳癌治療における治療標的として役立つ可能性があることを示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現 
引用文献 (32件):
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