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J-GLOBAL ID:201802244824788604   整理番号:18A0787693

都市沿岸湿地の堆積物から捕獲された4つの多剤耐性プラスミドの特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterization of Four Multidrug Resistance Plasmids Captured from the Sediments of an Urban Coastal Wetland
著者 (16件):
資料名:
巻:ページ: 1922  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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自己透過性で可動性のプラスミドは,獲得された抗生物質耐性の水平移動を可能にすることにより,多剤耐性細菌の出現と伝播に寄与する。本研究の目的は,雨季の間の都市雨水流出と人間の廃水によって影響を受けた沿岸湿地からの自己伝染性で可動性のある耐性プラスミドを捕捉して特性化することであった。交配と濃縮法の両方を用いて,4つのプラスミドを捕獲し,2つの自己伝染性と2つの可動性を得た。IllinaまたはPacBioプラットフォームのいずれかで配列したプラスミドゲノムは,不和合性グループIncP-6,IncR,IncN3およびIncFの代表を明らかにした。プラスミドは36~144kbの範囲にあり,グラム陰性感染症(テトラサイクリン,スルホンアミド,β-ラクタム,フルオロキノロン,アミノグリコシド,およびamphenコール)の治療に用いられる大部分の抗生物質の大部分に対して既知の耐性遺伝子をコードしていた。移動可能なIncP-6プラスミドpLNU-11は,テトラサイクリンとナリジキシ酸を含む湿地堆積物から濃縮されたCitrobacter freundiiの株で発見され,Pseudomonas aeruginosaで見出されたβ-ラクタマーゼのPDCクラスと62%未満のアミノ酸配列同一性を共有する新規AmpC様β-ラクタマーゼ(bla_WDC-1)をコードした。IncRプラスミドpTRE-1611は,受容体としてP.putida KT2440により湿地細菌を交配することにより捕獲されたが,自己伝染性よりもむしろ可動性であることが分かった。2つの自己伝染性多剤耐性プラスミドも捕捉された:小さな(48kb)IncN3プラスミドpTRE-131は大腸菌HY842により捕捉された。大腸菌ST744のセフォタキシム耐性環境株から分離された大きな(144kb)IncFプラスミドpTRE-2011は細胞当たり単一コピーに存在した。さらに,pTRE-2011は,ISEcp1の全体的に流行するbla_CTX-M-55拡張スペクトルβ-ラクタマーゼ下流を持っている。著者らの結果は,都市沿岸湿地がヒトの健康に関連する多様な自己伝染性で可動性のあるプラスミドの貯留層であることを示す。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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抗生物質一般  ,  微生物の生化学  ,  遺伝子の構造と化学 
物質索引 (1件):
物質索引
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