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J-GLOBAL ID:201802244861109278   整理番号:18A2078990

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染Wistarラットにおけるリネゾリド誘発肝毒性に対するシリマリンの改善効果【JST・京大機械翻訳】

Ameliorative effect of silymarin against linezolid-induced hepatotoxicity in methicillin-resistant Staphylococcus aureus (MRSA) infected Wistar rats
著者 (4件):
資料名:
巻: 108  ページ: 1303-1312  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リネゾリドはメチシリン耐性黄色ぶどう球菌(MRSA)感染の根絶のためのより良い選択を有するが,その使用はリネゾリド誘導肝毒性,骨髄抑制および乳酸アシドーシスのため制限される。本研究は,MRSA感染Wistarラットにおけるリネゾリド治療の肝毒性に対するシリマリンの役割を明らかにした。ラットは,シクロホスファミド注射の腹腔内注射により好中球を得た。好中球性ラットに10~6CFU/mlのMRSAを皮下注射した。ラットを6つの群に分割した。リネゾリド50mg/kg/日で処理した正常対照群と,リネゾリドで処理した注入動物とシリマリン25,50,および100mg/kg/日の異なる用量で14日間処理した。15日目に,血液,肝臓,腎臓,および骨髄を生化学的および組織病理学的検査のために採取した。MRSAをPCR分析により確認した。リネゾリドの最小阻害濃度は0.5~2μg/mlであった。リネゾリド誘導肝障害は,マーカー酵素アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT),アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST),アルカリ性ホスファターゼ(ALP),乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)レベル,血清ビリルビン,乳酸および肝臓の組織病理学的研究の上昇により確認された。リネゾリド処理ラットは,骨髄抑制,乳酸アシドーシス,酸化ストレスを示し,腸アルカリ性ホスファターゼ(IAP)を低下させた。シリマリン投与は,肝臓マーカー酵素,血清パラメータを有意に低下させることにより著しい肝保護効果を示し,細胞学的所見は肝保護を反映した。加えて,シリマリンは骨髄塗抹および血清乳酸塩推定により証明された骨髄抑制および乳酸アシドーシスに対する保護を示した。シリマリンの抗酸化作用は脂質過酸化レベルの低下により確認され,肝臓の酵素的及び非酵素的抗酸化剤を正常に回復した。本研究は,シリマリンがMRSA感染ラットにおけるリネゾリド誘発肝毒性に対して保護するより良い薬草治療薬であることを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗細菌薬の基礎研究  ,  抗細菌薬の臨床への応用  ,  感染症・寄生虫症の治療 

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