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J-GLOBAL ID：201802244863476216   整理番号：18A1980859

最新の人口動態を用いた小地域単位での住環境得点による人口増加の再現性検証 住環境得点と人口動態の地図化とクロス集計

Can living environment index forecast latest population change with the spatial resolution of local district level Map visualization and cross table of living environment index and population change pattern

著者 (1件)： 相尚寿 (東京大学)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 53  号： 3  ページ： 625-631(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,2000~2010年の国勢調査に基づく人口の経年変化および同時期の様々な空間データを用いて算出された住環境得点が,2010年から2015年にかけての人口増加を説明できるかを検証する。対象地は東京都市圏1都3県とし,住環境得点は年齢階層別および都心からの距離別に計4分類で算出される。住環境得点と実際の人口変化を地図化するとともに,住環境得点と実際の人口変化が整合したかどうかの組み合わせでクロス集計表を作成した。住環境得点と人口変化が整合しているのは5~6割であり,さらなる改善が求められる。本稿では,住環境得点と人口変化の整合の有無の組み合わせごとに各住環境指標の平均値を算出し,その差異に有意差が見られるかを検証した。さらに,新しい指標として住宅所有形態に関するものを用いることで,住環境得点の精度が向上できる可能性があることを見出した。(著者抄録)

シソーラス用語： *住環境 ,  *指標 ,  *空間分布 ,  可視化 ,  人口問題 ,  増加 ,  データ解析 ,  再現性 ,  *人口
準シソーラス用語： 人口動態 ,  人口増加 ,  クロス集計

著者キーワード (8件)： 人口増減 ,  住環境指標 ,  空間分布の可視化 ,  指標の平均値の差 ,  Population change ,  Living environment index ,  Visualization of spatial pattern ,  Differences of average value of factors

分類 (2件)： 住居地域計画一般  (RD03010G) ,  都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (10件)：

• 1) 海道清信(2018),「コンパクトシティ政策がめざす都市や地域とは」,Evaluation, 66,8-16.
• 2) 相尚寿(2014),複数の住環境指標が町丁目の人口増減パターンに与える影響-東京圏1都3県の都市地域を対象に-,都市計画論文集,49(3), 567-572.
• 3) 相尚寿(2016),若年人口や生産年齢人口の維持・増加に影響する住環境指標の得点化-東京圏1都3県の都市地域での町丁目単位の分析-,都市計画論文集,51(3), 860-866.
• 4) 相尚寿(2017),小地域単位での住環境得点による人口増加の再現性検証と改良の試み-東京圏1都3県の都市地域における国勢調査小地域集計を用いて-,都市計画論文集,52(3),1290-1297.
• 5) AI. Hisatoshi (2017), Can Living Environment Evaluation Score Forecast Population Change Map Visualization of Evaluation Score and Population Change Pattern in Tokyo, Proceedings of 2017 International Conference of Asian-Pacific Planners Societies, 105.

タイトルに関連する用語 (9件)： 人口動態 ,  地域 ,  住環境 ,  得点 ,  人口増加 ,  再現性 ,  検証 ,  地図 ,  クロス集計