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J-GLOBAL ID：201802244871258884   整理番号：18A1980719

大槌湾沖の音響データ・ROV潜航からみた魚礁群の現状

Current condition of artificial reefs deduced by acoustic data and ROV dives off Otsuchi Bay

著者 (10件)： 笠谷貴史 (海洋研究開発機構地震津波海域観測研究開発センター) ,  笠谷貴史 (海洋研究開発機構東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム) ,  山口素臣 (海洋研究開発機構東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム) ,  松本義徳 (ウィンディーネットワーク) ,  杉本裕介 (ウィンディーネットワーク) ,  阪本真吾 (ウィンディーネットワーク) ,  清水秀人 (ウィンディーネットワーク) ,  小川年弘 (ウィンディーネットワーク) ,  脇田昌英 (海洋研究開発機構東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム) ,  脇田昌英 (海洋研究開発機構むつ研究所)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 84  号： 5  ページ： 893-896(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・東北地方太平洋沖地震,および発生した津波で影響を受けた大槌湾と船越湾における音響データからわかる魚礁の状況と,湾口部に検出された沈船魚礁近傍での小型ROVにより観察された映像について報告。
・地形データと海底音響画像からは魚礁の設置状況が明らかとなったが,震災の影響があったかどうかは不明。
・音響機器を用いて魚礁の設置状況を確認しておくことは,魚礁の蝟集効果を検討する上で基本的な情報として有益。
・ROVによる調査では魚類の蝟集が確認されたが,定量的な調査では無いものの,三陸沿岸部に多く存在するとされるエゾイソアイナメはあまり確認できず。

シソーラス用語： 産業用ロボット ,  水中音響 ,  *大地震 ,  *漁場環境 ,  *漁礁 ,  アイナメ科 ,  魚群
準シソーラス用語： 大槌湾 ,  ROV【ロボット】 ,  *東北地方太平洋沖地震 ,  *人工漁礁 ,  エゾイソアイナメ ,  蝟集

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  水産土木  (FH01030O) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (4件)：

• 1) 平成23年度水産基盤整備調査「漁場施設の被災状況調査」,水産庁,東京.2012.
• 2) 藤田敏彦,北川大二,神 康俊,奥山勇作.映像サンプリングと漁獲調査の組み合わせによる人工魚礁域の底生魚類の魚群量推定.水産工学 1994; 31: 7-13.
• 3) Fujita T, Kitagawa D, Okuyama Y, Jin Y, Ishito Y, Inada T. Comparison of fish assemblages an artificial reef, a natural reef and a sandy-mud bottom site on the shelf off Iwate, northern Japan. Environ. Biol. Fish. 1996; 46: 351-364.
• 4) 北川大二.岩手県沿岸の人工魚礁における魚類相の季節的変化および種組成の比較.水産土木 1984; 21: 11-17.

タイトルに関連する用語 (5件)： 大槌湾 ,  音響 ,  ROV ,  魚礁 ,  現状