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J-GLOBAL ID：201802244911226680   整理番号：18A1134908

有機施肥はジャガイモ乾燥腐敗病に関連する真菌群集の生物多様性を形成する【JST・京大機械翻訳】

Organic fertilization shapes the biodiversity of fungal communities associated with potato dry rot

著者 (3件)： Glen-Karolczyk Katarzyna (Department of Agricultural Environment Protection, Faculty of Agriculture and Economics, University of Agriculture in Krakow, Al. Mickiewicza 21, 31-120 Krakow, Poland) ,  Boliglowa Elzbieta (Department of Agricultural Environment Protection, Faculty of Agriculture and Economics, University of Agriculture in Krakow, Al. Mickiewicza 21, 31-120 Krakow, Poland) ,  Antonkiewicz Jacek (Department of Agricultural and Environmental Chemistry, Faculty of Agriculture and Economics, University of Agriculture in Krakow, Al. Mickiewicza 21, 31-120 Krakow, Poland)
資料名： Applied Soil Ecology  (Applied Soil Ecology)
巻： 129  ページ： 43-51  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0756A  ISSN： 0929-1393  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合成農薬と無機肥料に基づく集約的農業は,土壌生物多様性の損失をもたらし,植物病原体の抑制に寄与する。生物多様性と土壌団粒安定性の回復における重要な役割は,有機施肥によって達成される。ジャガイモはこのタイプの施肥に良く反応する。一方,その塊茎は,栄養と貯蔵期間の両方で,土壌菌類によって引き起こされる一連の感染に曝される。特に経済的に重要なのは,複雑な病因を持つ貯蔵病害である。本研究では,乾燥腐敗により引き起こされる損失に及ぼす異なる有機施肥形態(糞尿,白マスタード間作,オオムギ刈り,オオムギ藁およびオオムギ藁と白カラシナ間作の組合せ)の影響の評価を提示した。最初に,乾燥-腐敗塊茎にコロニーを形成する菌類群集の数,種組成および頻度と栄養群に属するそれらの役割を特定した。さらに,本研究の先駆的要素は,菌類群集生物多様性の評価と乾燥腐敗の発生に及ぼすその影響である。主な発見は以下の通りである。(1)乾燥腐敗の原因である24の菌類種(14の病原性,6つの腐生,4つの拮抗);(ii)乾燥腐敗の発生は主に腐生菌の割合によって決定され,その増加は感染した塊茎の割合を減少させる。(iii)糞尿と白マスタードは,腐生と拮抗真菌による塊茎定着を好み,真菌類の生物多様性を増加させ,それは,改善された健全性をもたらす。(iv)藁と施肥不足は病原体の頻度を増加させ,生物多様性を減少させ,乾燥腐敗のより強い発生をもたらす。持続可能な農業管理システムにおいて,土壌への有機物の導入を通して,病害リスクを最小化することができる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： カラシナ ,  辛子 ,  持続可能な農業 ,  土壌菌類 ,  *生物多様性 ,  病原体 ,  塊茎 ,  オオムギ ,  *ジャガイモ ,  *施肥 ,  間作 ,  有機物 ,  病原性 ,  *真菌類 ,  コロニー

著者キーワード (5件)： 有機物 ,  土壌媒介菌類 ,  生物多様性指標 ,  病原性および非病原性真菌 ,  持続可能な農業

分類 (1件)： 土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 施肥 ,  ジャガイモ ,  腐敗病 ,  真菌 ,  群集 ,  生物多様性