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J-GLOBAL ID:201802244915588961   整理番号:18A2064487

マウスにおけるzearalenone除去と腸内細菌叢調節が可能なBacillus cereus BC7株の単離と特性化【JST・京大機械翻訳】

Isolation and characterization of the Bacillus cereus BC7 strain, which is capable of zearalenone removal and intestinal flora modulation in mice
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巻: 155  ページ: 9-20  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0339B  ISSN: 0041-0101  CODEN: TOXIA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ゼアラレノン(ZEN)は,動物とヒトの両方で重大な疾患を引き起こし,それにより実質的な経済的損失をもたらす。食品と飼料からのZEN汚染の除去は世界的に重要な関心事である。本研究は,in vitroとin vivoの両方でZENを効率的に解毒できる細菌をスクリーニングすることを目的とした。高ZEN除去能力を持つ細菌(BC7と命名)をカビ汚染飼料から分離し,生化学的及び16S rRNA配列解析に基づいてBacillus cereusとして特性化した。BC7は,37°Cで24時間以内に,Luria-Bertani(LB)培地および模擬胃液(GSF)において,それぞれ100%および89.31%の10mg/LのZENを除去することができた。ZEN解毒および腸内細菌叢に及ぼすBC7の影響を,2週間,胃内投与した正常食塩水,BC7培養(CFU=3.45×10~8/mL),ZEN(10mg/kg体重)またはBC7培養(CFU=3.45×10~8/mL)+ZEN(10mg/kg体重)の4群を用いてさらに評価した。ZENは,子宮と肝臓の重量の増加,エストラジオール(E2)と黄体形成ホルモン(LH)のレベルの変化,肝臓損傷バイオマーカーのアラニントランスアミナーゼ(ALT)とアスパラギン酸トランスアミナーゼ(AST)の分泌増加,および子宮,卵巣と肝臓の異常な組織学的表現型により特徴付けられるように,異なる生殖と肝毒性を示した。しかしながら,BC7は,マウスの生殖系と肝臓に有害な影響を及ぼすことなく,ZENによって引き起こされた上記のすべての副作用を有意に減少させることができた。さらに,BC7の添加は,腸内微生物相のZEN誘導摂動を効率的に抑制し,マウスにおける腸内細菌叢の健康を維持するためにLactobacillusの豊度を有意に増加させることができた。結論として,Bacillus cereus BC7は,in vitroまたはin vivoでZENを効率的に除去し,マウスにおける不規則な腸内微生物相を正常化するための潜在的な飼料添加物として使用できる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物起原の毒性  ,  代謝と栄養 

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