抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ダイズ油は世界において最も広く生産されている植物油であり,ダイズ種子におけるその含有量は育種計画における重要な品質形質である。ダイズ油含量の100以上の量的形質遺伝子座(QTL)を同定した。しかしながら,それらのほとんどは遺伝子型特異的かつ/または環境に敏感である。ここで著者らは,中国のダイズ品種の種子油含有量の遺伝的基礎を,Jianghuai川渓谷の様々な環境において分析するために,連鎖と関連マッピング方法論の両方を使用した。M8108とNN1138-2の間の交雑から発生した104系統を持つ1組換え近交系(RIL)個体群(NJMN-RIL)を5つの環境に植えて表現型データを調べ,2,062の特異的遺伝子座増幅フラグメントマーカーを持つ新しい遺伝子地図を構築し,油含量QTLを地図化した。1つの主要QTLを確認するために,Mn-5(NJMN-RILの系統)とNN1138-2の間の誘導されたF_2集団も開発された。ダイズ育種生殖質個体群(279系統)を確立し,59,845の高品質単一ヌクレオチド多型マーカーを用いて全ゲノム関連研究(GWAS)を行った。NJMN-RIL個体群において,8つのQTLは,ある種の栽培環境において,6.3から26.3%までの表現型分散の範囲を説明することがわかった。それらの中で,qOil-5-1,qOil-10-1,qOil-14-1は異なる環境で検出され,qOil-5-1は二次F_2集団を用いてさらに確認された。染色体5および20上に位置する3つの遺伝子座が2年の長いGWASで検出され,qOil-5-1と重複した1つの遺伝子座が繰り返し見出され,同じ位置で処理された。qOil-5-1はさらに約440kbの連鎖不均衡ブロック領域に局在した。これらの結果はダイズにおける種子油含有量の遺伝的制御の理解を増加させるだけでなく,種子油含有量の機構を解明するための高種子油含有量ダイズと遺伝子クローニングを育種するためのマーカー支援選抜にも役立つであろう。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】