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J-GLOBAL ID:201802245131457415   整理番号:18A0486361

カスパーゼ依存性アポトーシスの誘導因子として作用するカルダモンの高活性抗癌類似体の発見とmTOR経路の変調器【Powered by NICT】

Discovery of a highly active anticancer analogue of cardamonin that acts as an inducer of caspase-dependent apoptosis and modulator of the mTOR pathway
著者 (10件):
資料名:
巻: 125  ページ: 161-173  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1197A  ISSN: 0367-326X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルダモニンは高い抗癌活性を示すことが示されている天然カルコンである。強化された抗癌活性を有するカルダモニンの類似体を発見するための試みにおいて,19種類の類似体を合成し,A549およびHK1細胞株に対するものであった。MTS細胞生存率アッセイの結果は,いくつかの誘導体はカルダモニンより数倍より強力な細胞毒性活性を有することを示した。SAR解析は生物活性のためのケトンおよびアルケン基の重要性を示したが,カルダモニンのフェノール基を置換するより極性の部分活性増強が生じていた。SAR研究の一部と化学空間のさらなる探求として,細胞毒性に及ぼす金属配位の影響も調べたが,カルダモニン(19)のCu(II)錯体を得ることに成功しにのみ可能であった。化合物19はA549とHK1細胞に対して13.2μMと0.7μMのIC_50値を持つ最も活性な類似体であり,活性の5 32倍増加に対応した。A549およびHK1細胞の遊走を有意に阻害することができた。作用研究のさらなるモードが最も活性な類似体である19は,両細胞系でのG2/M期細胞周期停止をもたらすDNA損傷を誘導することを示した。これらの事象は,カスパーゼ-3/-7による化合物とカスパーゼ-9の活性化,PARP切断およびMcl-1発現のダウンレギュレーションによるアポトーシスの誘導をもたらした。さらに,19はp-mTORと4EBP1の発現レベルは,mTORシグナル伝達経路の阻害を介してその抗癌活性,少なくとも部分的に,を示したを阻害した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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抗腫よう薬の基礎研究 
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