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J-GLOBAL ID：201802245145340210   整理番号：18A2209433

金属配位水溶性ポリマーを基盤とした簡便かつ高回収レアメタル捕集材料の開発

著者 (1件)： 永井大介 (群馬大 大学院理工学府)
資料名： 環境管理(産業環境管理協会)  (月刊環境管理)
巻： 54  号： 12  ページ： 020-023  発行年： 2018年12月10日 
JST資料番号： S0268A  ISSN： 1340-2552  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は,金属配位ユニットとしてチオカルボニル基と,水溶性ユニットとしてアミノ基を有するポリマーを合成することにより,簡便かつ高回収でのレアメタル捕集ポリマーの開発に成功した。ポリマーは金属塩水溶液に溶解するため金属イオンを効率良く吸着でき,吸着量増加に伴い沈殿するため,ろ過操作により簡便に分離できるシステムの開発に成功した。例えばパラジウム回収の場合,ポリマー1gあたり0.508gのパラジウムを捕集できる極めて高い捕集能を有している。(著者抄録)

シソーラス用語： 水溶性高分子 ,  *レアメタル ,  収集 ,  *金属イオン ,  回収 ,  パラジウム化合物 ,  電子装置 ,  *都市鉱山
準シソーラス用語： *パラジウムイオン ,  *金属配位水溶性ポリマー ,  水溶性ポリマ ,  電子機器 ,  *廃棄物回収 ,  捕集

分類 (4件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z) ,  非鉄金属材料  (WE03000D) ,  排ガス処理  (PB02060U)

引用文献 (9件)：

• F. Zereini, and F. Alt, Anthropogenic Platinum Groups Emissions. Their Impacton Man and Environment, Springer-Verlag: Berlin, 1999.
• D. Parajuli, C. R. Adhikari, H. Kawakita, S. Yamada, K. Ohno, and K. Inoue, Bioresource. Tech., 2009, 100, 1000.
• J. B. Mosher, and L. Figueroa, Miner. Eng., 1996, 9, 1384.
• H. T. Nguyen, W. Masayuki, and K. Takaumi, Solvent Ext. Ion. Exc., 2007, 25, 407.
• T. Z. Sadyrbaeva, Biol. J. Membr. Sci., 2006, 275, 195.

タイトルに関連する用語 (5件)： 水溶性ポリマー ,  基盤 ,  レアメタル ,  捕集材 ,  開発