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J-GLOBAL ID:201802245209029650   整理番号:18A1133353

複数の分析技術を用いた一般的抗ウイルス剤により誘導されるDNA損傷の調査【JST・京大機械翻訳】

Probing DNA damage induced by common antiviral agents using multiple analytical techniques
著者 (3件):
資料名:
巻: 157  ページ: 226-234  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0876A  ISSN: 0731-7085  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝細胞癌は世界で最も一般的悪性腫瘍の1つである。慢性B型肝炎とC感染症は世界中の肝細胞癌の最も一般的な病因である。本研究では,それらの作用機序をより良く解明するために,肝細胞癌に対する抗癌剤として役立つ可能性があるいくつかのFDA承認抗ウイルス薬の潜在的DNA損傷効果を調べた。5つの抗ウイルス薬を選択した。リバビリン,ソホブビル,テノホビルジソプロキシルフマム,ダクラタビル,レディパビル。EvaGreen(EG)挿入染料を用いた吸収分光法,MALDI-TOF質量分析および蛍光分析を含むいくつかの方法を用いて,薬物誘発DNA損傷を調べた。結果は,ダクラタスビルとレジパビルがDNA損傷のみを誘導することを示した。吸収分光法は,各薬物で培養したDNA試料の260nm DNA吸収バンドにおける超色性を示し,二本鎖構造の破壊を示した。2つの薬物の各々で培養したDNA試料の質量スペクトルは,DNA鎖切断を示すより小さいm/zを伴うピークの同時出現を伴うDNA分子イオンピークの消失を示した。EG蛍光はDNAによるdaclatasvirとledipasirのインキュベーション時間の増加と共に減少することが観察され,EGはDNA損傷によりDNAから脱離することを示した。これらの結果の全てはDNA損傷と一致し,これらの2つの薬物に対する作用様式としてDNAの核酸塩基及びデオキシリボース部分への酸化的損傷として提案された。さらに,これらの結果は抗ウイルス薬濃度に依存し,グアニンに富むDNA領域はこれら2つの薬物により他の領域よりも影響を受けることを示した。したがって,このような抗ウイルス薬は,現在使用されている抗癌剤,特にB型肝炎および従来の治療アプローチに耐性のある肝細胞癌を有するC患者に対する有望な治療的代替物を提示する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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