文献

J-GLOBAL ID：201802245234615120   整理番号：18A0804642

反復測度ANOVAと多準位線形モデル(MLM)における球面性仮定の破れとそのタイプI誤差率に対する影響【JST・京大機械翻訳】

Violation of the Sphericity Assumption and Its Effect on Type-I Error Rates in Repeated Measures ANOVA and Multi-Level Linear Models (MLM)

著者 (2件)： Haverkamp Nicolas (Department of Arts and Humanities, Institute of Psychology, University of Bonn) ,  Beauducel Andre (Department of Arts and Humanities, Institute of Psychology, University of Bonn)
資料名： Frontiers in Psychology (Web)  (Frontiers in Psychology (Web))
巻： 8  ページ： 1841  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7096A  ISSN： 1664-1078  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,シミュレーションアプローチを用いて反復測定解析の異なる方法論的アプローチに対するタイプI誤り率に対する球面仮定の違反の影響を調べた。このトピックに関する以前のシミュレーション研究と対照的に,9つの測定機会を考慮した。I型誤差率に及ぼす測定時間の相互相関のレベルの影響を初めて考察した。球面仮定の非破れを持つ2つの個体群,1つは非相関測定機会,1つは適度に相関した測定機会を持つものを発生させた。球面仮定の破れを伴う1つの母集団は,高度に相関した測定機会と相関しない。球面仮定の破れを伴う第2の母集団は,適度に相関し,高度に相関した測定機会を結合する。これらの4つの個体群から,グループ間の影響がないか,または被験者内の影響を受けることなく,5000のランダムサンプルを引き出した。最終的に,非構造共分散行列(MLM-UN),複合対称性MLM(MLM-CS),および反復測定解析(rANOVA)モデル(修正なし,Greenhouse-Geisser補正,およびHuynh-Feldt補正)を有する多重レベル線形モデル(MLM)の平均I型誤り率を計算した。サンプルサイズと測定回数の両方の影響を調べるために,n=20,40,60,80,および100のサンプルサイズを,m=3,6,および9の測定時間と同様に考慮した。rANOVAに関して,結果はHuynh-Feldt-補正によるrANOVAの使用に対して,特に球状性仮定が破れるとき,サンプルサイズはかなり小さく,測定機会の数は大きい。MLM-UNについては,結果は小さな試料サイズ(n=20)とm=6またはそれ以上の測定時間に対して大きな漸進的バイアスを示した。この効果は,以前のシミュレーション研究では少ない測定回数では見られなかった。MLM-UNを用いる場合には,バイアスの比例性と測定回数の数を考慮すべきである。良好なニュースは,この比例性が大きなサンプルサイズによって補償できることである。従って,MLM-UNは,約3つの測定機会に対して小さな試料サイズに対しても,約9つの測定機会に対して大きな試料サイズに対しても推奨できる。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *分散分析 ,  *球面 ,  誤り率 ,  個体群 ,  *測度 ,  無作為抽出 ,  シミュレーション ,  多重化 ,  *モデル ,  バイアス ,  計測器 ,  母集団
準シソーラス用語： 共分散行列 ,  測定時間 ,  *線形モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： マルチレベル線形モデル ,  混合線形モデル ,  階層的線形モデル ,  ANOVAの反復測定 ,  シミュレーション研究

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE04030Z) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 反復 ,  測度 ,  ANOVA ,  線形モデル ,  球面 ,  仮定 ,  タイプ ,  誤差