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J-GLOBAL ID:201802245239777090   整理番号:18A0887160

有機伝導体α-(BEDT-TTF)2I3の電荷秩序ディラック電子における分域壁の融解

Melting of Domain Wall in Charge Ordered Dirac Electron of Organic Conductor α-(BEDT-TTF)2I3
著者 (4件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 054703.1-054703.8  発行年: 2018年05月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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電荷秩序融解の起源を,有機ディラック電子系α-(BEDT-TTF)2I3を記述した拡張ハバードモデルにおける実空間依存平均場理論を用いて同定された。このモデルでは,異なるタイプの電荷秩序相の間に生じる分域壁の幅は,電子-電子相関の強度を減少させると,発散する増加を示した。有限サイズの効果を注意深く分析することによって,発散は,ディラック・コーンのペアが有限のギャップに合わせて合体する位相的遷移と一致することが示された。ギャップ開口径とトポロジカル転移点が異なることも明らかにされ,溶融型分域壁およびギャップレスエッジ状態を有するエキゾチックなディラック電子相の存在が導かれた。この結果はまた,多数の準安定状態が大規模なDirac電子相において出現することを示した。自明な電荷秩序相では,ギャップレスのエッジ状態の代わりにギャップレス分域壁束縛状態が発生し,それに伴って,溶融型から双曲線型に分域壁の形状が変化した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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電子構造一般  ,  有機化合物の電気伝導 
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